一人社長がホームページ自作するための7つの手順

皆様こんにちは、リードの金子でございます。

今回はお一人社長様がホームページを作成するにはどのようにしていけばいいのかを、おおまかな手順をご紹介していきたいと思います。

起業当初などで、何かとコストを抑えながら運営をしていかねばならない場合には、まずは自分でホームページを作る!という選択はアリかと思います。

自社ホームページを備えることで、金融機関からの融資や取引相手との交渉材料やユーザーへのPRなど、様々なカタチで活躍してくれると思いますので是非とも、今回の手順を参考にしていただいて自分でホームページ作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

この記事を見ていただければホームページを作る全体の手順が分かりますので「このぐらいの手順で出来るのか!」とか
「自分には無理かな~~」といった判断が出来るようになりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

1.レンタルサーバーを契約する

まず、最初にしなければいけなにのがレンタルサーバーの契約になります。

よく無料のサーバーやアメブロやライブドアみたいな無料で使えるサーバーではダメなの?

という声を聴いたりもしますが、結論から申し上げるとビジネス利用をしてメインで活用するならNGです!

この辺の詳しい解説は、以前の記事でも紹介しておりますので何故!!と疑問に思ったかたは
こちらを→ 無料でホームページ作成するなら4つのデメリットを知る必要がある

簡単な理由としては、

  • いくら頑張っても自社の資産にならない
  • フリーのドメインでビジネス信用が低い

無料という大きなメリットがありますが、それは個人の一般利用であれば問題ありませんが、ビジネス利用としてするには、無料で使えるホームページはあくまでもサブ的な役割として活用されたほうが賢明です。

というわけで、有料のレンタルサーバーを契約するのがビジネス利用では欠かせないものでして、まずはレンタルサーバーを契約して準備すること。

ではどこのレンタルサーバーがいいのか?

それはトータル的に優れているのが「エックスサーバー」です。

その理由としては、

  • 安定性
  • 信頼性
  • 低コスト

この3つが主な理由で、レンタルサーバー選びで迷ったら、もうエックスサーバーにしておけば間違いないという感じです。

この辺の詳しい内容やエックスサーバーの契約の仕方なども、こちらの記事を参考にしてください。

迷ったらこれを選べば後悔しないおすすめサーバー

2.ドメインを取得する

サーバーの準備が出来たら、次はドメインの取得です。
ドメインとは?パソコンやスマホなどの上部のバーに表示されているこんな感じの文字
「https://●●●●.com」

ここの、「~~~~.com」とか「~~~.net」とか「~~~~.jp」などの部分がドメインになります。

ドメインを取得することで、自社メールも使用できるようになるので、会社名やサービス名にちなんだドメイン名がおすすめです。

さらに、法人なら断然「co.jp」個人事業主なら「jp」

このドメインを選ぶことをおすすめします。

.comなどに比べて、取得費用や更新費用などが割高にはなりますが、それでも「co.jp」や「jp」にはビジネス利用するうえでは十分なメリットがあります。

詳しくはこちらで解説しております。

ドメインの取得方法と選び方

3.WordPressのインストール

レンタルサーバーとドメインを準備できましたら、いよいよネットに自社ホームページを構築していくことが可能です。

そして、ホームページを作るならWordPress(ワードプレス)での作成がおすすめです。

その理由としては

  • 専門知識が無くてもある程度自由に作ることが可能
  • 最初からデザインがほぼ出来ているテンプレートが使用可能
  • 豊富なプラグイン(アプリみたいなもの)でカスタマイズに優れている。さらに無料版も豊富
  • 困ったときにはネット上に情報が山ほど出ているので助かる

このようなメリットがあるので、WordPress(ワードプレス)を強くおすすめします。

wixなどもかなりデザイン性に優れたものや操作性能も向上しておりますが、ビジネス利用をしていくうえでは、カスタマイズ性や自由度が高いWordPress(ワードプレス)のほうが後々後悔することがないです。

私もいくつもの事業者様のホームページのお手伝いをさせてもらっておりますがwixからのWordPress(ワードプレス)にしたいという要望はありますがWordPress(ワードプレス)からwixにしたいという要望は一度もありません。

そのぐらい、WordPress(ワードプレス)はビジネス利用で使っていても問題なく十分なパフォーマンスを発揮してくれます。

ちなみにほとんどのレンタルサーバーではWordPress(ワードプレス)などをボタンをクリックしていくだけで簡単にインストールする機能が備わっているので、サーバーにワードプレスをインストールするのも手軽に行えます。

4.セキュリティ対策は必須

WordPress(ワードプレス)をレンタルサーバーへインストールできましたら、まずはセキュリティ対策をすることが必須です。

これは、WordPress(ワードプレス)の弱点といってもいい部分でもあって、無料で使用できるWordPress(ワードプレス)はオープンソースで、さらに世界中でもっとも利用されているCMSとなりますので、そこを狙ってくるハッカーが多いというデメリットがあります。

なのでWordPress(ワードプレス)を使用するならセキュリティ対策は必須です。セキュリティ対策なんて難しそう。。。。そう思うかもしれませんがこの辺もWordPress(ワードプレス)の優れているところでしてプラグインなどで手軽に対策が行うことが可能です。

詳しい対策などのやり方はこちらを参考にしてください。

ワードプレスのセキュリティを初心者でも簡単にできる5つの対策

5.テンプレートでサクサク作る

ではいよいよ、WordPress(ワードプレス)でホームページ作りができる状態となってきましたので、ここからホームページを作るのですが

どのように作ったらいいのか?
デザインは?サイトの構成は?

特にサイトの構成などは、サービス内容をあれもこれも詰め込みすぎたホームページは情報が散乱してしまい、ユーザーにまったく伝わらないホームページとなってしまいますので要注意です。

サイトの構成の作り方を下記の記事を参考にしていただき、ホームページに何を掲載していくのかを決めてください。

企業のホームページ構成を決めるなら4つの手順でサイト制作

では、サイトの構成はなんとなく理解できて組み立てもできた!
その後は、ホームページのデザインですが、いきなりデザインをしろと言われてもなかなか難しいものがあるかと思います。

普段からそのようなお仕事をされているかたならサクサクと作ることも可能でしょうが、全く畑違いのお仕事をしていらっしゃる方ではかなり難しく感じるかと思います。

そんな時には、WordPress(ワードプレス)に最初から備わっている無料で使えるテーマというものを活用してサクッと作ってしまうのがおすすめです。

無料で使えるテーマが最初から複数用意されておりますので、その中から自分の好みのテーマを選択していきます。

もしも予算に余裕がある方は有料のテーマなどを利用して、差別化を図ってみたり、さらに高機能なものが備わったテーマを選択することも可能です。

無料テーマでは英語版のテーマが多いので、抵抗を強く感じる方は日本語版の無料テーマや有料テーマなども視野に入れて検討してみるかといいと思います。

テーマによっては画像やテキストを入れ替えるだけで、ほぼ完成してしまうといったお手軽のものもありますので、自分の好みと、作成に充てられる時間などを考慮したうえで検討してみるといいかと思います。

6.グーグルサーチコンソールとアナリティクスの紐付け

サイトの構成とデザインが決まり、ようやく自社のホームページが出来上がっても、そのままではもったいないです。
どこからアクセスがきて、どのページが見られていて、どのような検索需要があるのか。

こういった情報を取得できれば、自社のホームページを日々改善する指標となり自分が見てほしいユーザーへ届けるように改善していくことが出来るので、ホームページ運営のコンパス的な役割をしてくれます。

むしろ、ホームページは出来上がった時がスタートでもありますので、こういった改善をしていかないと全く役に立たないホームページとなってしまいます。

では、そんなコンパス的な役割をしてくれるのが、グーグルが提供している、グーグルアナリティクスとグーグルサーチコンソールになります。

この2つを入れておくことで、自社のホームページがどのようなアクセスが来ているのか? ユーザーにはどういったニーズがあるのか?

これが見えてくるようにできますので、アナリティクスやサーチコンソールから得た情報をもとに、自社のコンテンツをコツコツと積み上げていきます。

こういった地道な更新作業は、面倒だと感じる方も少なくありませんが、これは実店舗でも似ている部分があるかと思います。店舗に来ているお客様はどんな年齢層が多いのか?
お客様は店舗のどこに集中している?何か不満に感じていることは?
などなど、来店されたお客様の動向を探ることで、改善点が見えてくるかと思います。

例えば女性のユーザーが割合的に多いのであれば、女性専用のプランや商品サービスを新たに打ち出してみる。

といったようにユーザーが見えることで、次に繋がるであろう施策が打つことが可能になりますので、アクセス解析は使わない手はありません。

そして有難いことに、こんなに便利で画期的なツールが無料で使えることが可能です。

サーチコンソールとアナリティクスの紐付け

7.ブログやお知らせなどを定期的に更新

アナリティクスやサーチコンソールで得た情報をもとにコンテンツを作成して、ブログやサービス内容などのページ作成など更新を定期的に行っていくことはかなり重要です。

ホームページが出来てそのまま放置してしまう企業さんは多いですが、ここを豆に更新している企業さんはかなり少ないです。

つまり言い換えるなら、更新をこまめにしているだけでも、他社との差別化を図ることが可能ということです。

なんでも構わずブログをあげるのはおすすめしませんが、アナリティクスやサーチコンソールで得たデータをもとにして作ったブログなどは有益な情報の可能性がかなり高いものとなっているので、決して無駄にはなりません。

継続的にコンテンツを作成していくことで1記事1記事はそれほど大きなアクセスを生むことは少ないかもしれませんが当たり多数の記事のなかでも、ひときわアクセスが多い!といった当たりのコンテンツが必ず出てきます。

本業が忙しくてなかなか手が回らない。。。。そんな場合には1ヶ月に1記事でも良いので、外注化などを利用してフリーランスの方に代行してコンテンツを作成してもらうかなど、更新を常にし続けて、アクセス解析をかけて改善を繰り返す。

これを1年2年と継続したら、全く役に立たないホームページになることはほぼないでしょう。

せっかく作るなら、自分が望んでいるホームページになってもらうことがベストですので、この更新は根気よく続けていくことをおすすめします。

今回はおひとり社長がホームページを作る手順についておおまかな解説をしてきましたが、ここまで読んで自分に出来そう!
そう感じたら、是非ともチャレンジするべきだと思います。

逆に、ここまでしないといけないの。。。面倒だな。。。そう感じた場合には、割り切って依頼してしまったほうがいいです。

中途半端に手を出して費用と時間を無駄にしてしまうことが一番損をしてしまうので、自分の時間と予算に見合った選択を、この記事を参考にしていただければと思います。

それではまた!