ホームページのデザインを工夫するなら●●●が重要ポイント

ホームページをデザインするにあたり、「見やすさ」と「使いやすさ」はとても重要です。ですが、実際にデザインしてみても「見にくい」「使いにくい」といった声が届くこともあるのではないでしょうか。
実は、ちょっとした工夫をすることでホームページの見やすさと使いやすさは劇的に改善するのです。
今回は、誰でもできる工夫やデザインのコツを解説します。ぜひ、参考にしてみてください。

目次

ホームページはデザインが命

 


ホームページにおいて「デザインは命」と言っても過言ではありません。デザインによって問い合わせ率や購入率は大きく変化し、企業イメージに影響を及ぼすと言っても良いでしょう。
ホームページの「見やすさ」や「使いやすさ」を意識したデザインは、Webデザイナーや担当者が常に頭を悩ませるところです。デザインが完成して後悔しても、どうしてもネガティブな声が届くこともあります。しかし、素晴らしいデザインのホームページは数多く存在しており、いくつかのポイントをしっかりと抑えられているのです。
では、そのポイントとはどのようなことなのでしょうか。

デザインを工夫するコツ

 


ここからは、「見やすい」「使いやすい」と言われるホームページで使われているテクニック、誰でもできるコツやポイントについて解説していきます。
ポイントはたくさんありますが、一つひとつをクリアしていくことで良いデザインを追求していくことができます。

情報量を多くしすぎない


ホームページは、企業にとっての顔や営業ツールであり、広報も担うなど様々な役割を果たしてくれます。だからこそ、情報を多く入れたいと思うものです。ですが、この「情報量」がホームページを見にくくしている原因の一つと言えます。
ホームページに載せる情報は、「1ページ1テーマ」が基本とされています。メインとなる情報を載せた場合、関連する情報などを盛り込みたくなるのですが、そこをしっかりと堪えて関連情報はリンクで違うページに誘導することがオススメです。

文字にこだわる


文字情報は、ホームページにおいて重要なものとなります。「何を当たり前のことを」と思われるかもしれませんが、意外と文字の見やすさなどに意識が向かない人、逆に意識しすぎて見にくくデザインしてしまっているケースが多いのです。
フォントデザイン、文字の薄さや濃さ、色は使いすぎていないか等、文字に関してのデザインは多くの目で確認し、しっかりとこだわるようにしましょう。

改行は適切か


文字情報はダラダラと長文になると、訪問者にとって読みづらくなってしまいます。文章にまとまりを持たせ、基本的には、一段落3〜5行程度で改行を行うことが重要です。
適切な改行は、伝えたいことがわかりやすくなり文章自体が読みやすいものとなります。
また、コンテンツや文章がしっかりと作り込まれていれば、SEO的にもGoogleに評価されやすくなることもポイントです。
ホームページにおける文字情報は、「そこまでか」と思うくらいこだわっても良いポイントです。

ボタンは押しやすいか


ホームページには様々なボタンが存在します。問い合わせ先であったり購入に繋がったりする重要なものであるため、そのデザインを疎かにできません。
また、デザインだけでなく配置も重要です。ボタンをどこに配置するかどうかでクリック率に影響することを覚えておきましょう。

目線の動き


人は、文章などを読むときの目線が大抵決まっていると言われています。有名なのは「Z」や「F」など、左上から右下へ動いていく流れですよね。実際にホームページをデザインするときにも、この目線の流れを意識することは重要なポイントとなります。
縦書きや横書きによって変わることもありますが、自分がホームページやECサイトの商品などを見るときにはどのように見ているかを思い出して、デザインを考えるときの参考にするようにしましょう。

レスポンシブデザインは基本


レスポンシブデザインとは、様々なデバイスでも不自由なくホームページが見られるようなデザインのことです。
現在、ホームページを見るユーザーの多くはスマートフォンやタブレットを使っています。基本的にはホームページで見ることになりますが、他のデバイスで見られるようなデザインを考えるようにしましょう。

デザインを工夫する上で意識すること

 


ここからは、デザインにおける様々な工夫をするために考えるべきこと、意識すべきことについて解説していきます。
デザインをしていくにあたり、「どうやって工夫すればいいのか」「何を工夫すれば良いのか」がわからないことがあると思います。そのような場合に備え、次のことを考えておくようにしましょう。

常にユーザー目線であること


ホームページをデザインする上で、「ユーザー目線」であることは欠かせません。ユーザーにとって便利なホームページとはどのようなものか、「自分がユーザーだったらどうするか」と言った視点を常に持つことが必要です。
ホームページのデザインに関わる人全てがこの目線を持つことで、より多くの人にとって「見やすい」「使いやすい」デザインを目指すことができます。

個性よりも流行を意識する


デザインにおいて、どうしても担当者やデザイナーの個性は入ってしまいがちです。ですが、基本的には個性よりも流行を優先しましょう。デザインにおける流行は多くの人にとって受け入れられやすいものです。フォントやカラーは特に流行を入れる方が良いとされています。
しかし、短期的に変わる流行はその度に変更しなければならなくなることもあるため、どういった取り入れ方をするかはしっかりと考えなければなりません。
また、流行優先で入れたものを長く使いすぎると「ダサい」と思われてしまうことになりますので、注意が必要です。

できるだけシンプルなデザインを


様々なホームページを参考にデザインすると、多くの要素を入れたくなるものです。ですが、要素を盛り込めば盛り込むだけごちゃごちゃとしてしまいます。
できるだけシンプルにデザインして、本当に必要なものだけ、ユーザーにとって有益と思われるものだけを入れるようにしましょう。

リニューアルすることを考える


ホームページは一度作ると、そのままであることはありません。定期的なリニューアルが必要になります。個性よりも流行を取り入れることによって、フルリニューアルするのか、リニューアル前の要素をどれだけ残しておくのか等を検討しなければなりません。
リニューアル時に全てが崩れしまうことがないようなデザインと工夫を心がけましょう。

ブレないコンセプト作り


これについては少し「番外編」ではありますが、とても重要なことです。ホームページの目的やコンセプトが決まっていなければ、デザインがまとまりのないものになってしまいます。
デザインと同様にコンセプト作りに時間をかけることで、ユーザーにとって良いデザインを作ることが可能となります。

まとめ

 


今回の記事では、ホームページをデザインする上で工夫すべきことやそれに関する思考について解説しました。
ホームページを見るのはあくまでもユーザーであり、顧客です。「見やすさ」「使いやすさ」を追求することは相手の満足度に繋がり、結果的には問い合わせや購入率のアップになるのです。
ぜひ、デザインを考えるときには今回ご紹介したことについて工夫してみてください。