みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
今回は、無料ホーム―ページについて紹介したいと思います。
最初に伝えておきたいのは会社としてホームページを作成するなら無料ホーム―ページは控えたほうが良いです。
サブ的な役割として利用するのは全然問題ないのですが、メインとして無料ホーム―ページを利用するのはNGです!
もしこれから、無料でホームページを作成しようかと検討されている場合には、今回紹介する4つのデメリットを知ってから検討した方が後々後悔することありませんので参考にしてください。
目次
無料でホームページ作成するなら4つのデメリットを知る必要がある
無料でホームページが作れるのだから多少のデメリットはしょうがないよね~
そう思っている方もいるかもしれませんが、ホントに無駄になるのでメインとして利用するのはおすすめできません。
そのおすすめできない、大きすぎる4つのデメリットを紹介します。
1.資産にならない
2.SEO評価が弱い
3.他社の広告が張り付けられる
4.規約変更に左右される
これらの4つがあるので、無料ホーム―ページは継続すればするほど無駄な努力に終わってしまいます。
では具体的にどんなデメリットなのかを順番に解説していきます。
1.資産にならない
まず無料ホームページは資産になりません。
これは、あくまでも無料ホームページを提供している運営会社からのレンタルだからです。
無料ホームページはどれだけ長く利用しようが最終的には自分のものにはなりませんし、最初から運営会社の所有物です。
その証拠に、ホームページのURLを見てもらえれば分かるのですが、そこには必ず運営会社の名前が入っています。
例えば
アメブロ
「https://ameblo.jp/●●●●」
Wix
「https://ja.wix.com/●●●●」
ジンドゥ―
「https://www.jimdo.com/●●●●」」
これらの無料で利用できるホームページでは、必ずその運営会社の名前が最初に入ります。
これはサブドメインという部類になり、おおもとのドメインは運営会社になります。
いくら無料ホームページに自分のコンテンツをコツコツと積み上げて蓄積しようとも、その蓄積している場所そのものがレンタルでは意味がありません。
土台がレンタルなのに、そこのコツコツとオリジナルの情報をいくら頑張って蓄積しても自分の所有物にはなりません。
例えるなら
借りているアパートに家財道具を買い揃えて、めちゃめちゃ良い感じにカスタマイズしたアパートを「これ私のマイホーム!」
なんて言えないですよね。
結局のところ、借り物ですので、そこにどれだけ頑張って蓄積しても、自分の所有物にはなりません。
そのうち有料に切り替えて引っ越しすれば問題ないのでは?
と思うかもしれませんが、基本的に無料ホームページでは引っ越しをサポートするようなシステムな存在しておらず、大量に蓄積したデータを手作業で引っ越しする羽目になります。
それもそのはず。無料ホームページの運営会社は、そこに居続けてもらうことが目的なので、そんな逃げられるような出口は備えていないんですよね。
つまり蓄積すればするほど、引っ越しも苦労することになるので、早めの決断が必要になってきます。
2.SEO評価が弱い
これは、かなり致命的なデメリットです。
先ほども資産にならないとういデメリットを紹介しましたが、根本的な要因は同じです。
SEOの評価はドメインに蓄積されるので、無料ホームページのおおもとのドメインは、その運営会社になります。
つまりは、無料ホームページを多くの人に見てもらうと頑張ってコンテンツを蓄積すればするほど、SEO評価が上がるのは!?
そう!無料ホームページを提供している運営会社になります。
いくら頑張って情報発信をしても、結局のところ他社のために情報発信をしているという訳です。
ホームページの目的として多いのが、「集客」や「お問合せ」や「商品やサービスのPR」といったものですが、これらを成果として繋げていくにはSEO評価を上げていくことは必要不可欠です。
しかし、その肝心なSEO評価を、頑張って上げるために日々努力してコンテンツをコツコツと積み上げても、そのパワーは運営会社に注がれていきます。
頑張れば頑張るほど、運営会社が喜ぶ!という仕組みですね!
この辺が、無料で提供できる仕組みでもありますね。
そもそも、何故?無料でホームページを提供できるのか?
数多くの豊富なテンプレートを用意して、無料ながらにも簡単にホームページ作成が出来るほどのクォリティになっているのか?
必ず、どこかで利益を回収しないと、運営会社は提供し続けることが出来ません。
そして、その収益源の1つとなっているのが次のデメリットです。
3.他社の広告が張り付けられる
無料ホーム―ページの宿命といってもいいほど、メジャーなデメリットでもある他社の広告が勝手に張り付いてくるという、とっても邪魔なデメリット。
個人で情報発信などをしている人は、この辺は問題ないかと思いますが、これが会社としての利用をしている場合には、かなり痛いですし結構な問題ですよね。
とはいえ、運営会社も無料でホームページを提供している訳ですから、この辺の収益ポイントというのは確実に行っていかないと運営できませんので、当たり前といえば当たり前の行為かなと思います。
広告を外す方法もありますが、もちろん無料ではなく有料版になりますので、無料ホーム―ページを利用している間は、他社の商品やサービスも一緒に情報発信をしていくことになります。
もしもこういった他社の広告が張り付けられた会社ホームページを閲覧した人にはどんな印象を与えるのか?
良い印象?
悪い印象?
どちらも、特に思わない人もいるかもしれませんが、まず良い方の印象付けには、ならない事は間違いないですし
他社の広告がベタベタと張り付いている無料ホーム―ページで、自社の商品やサービスを本気で情報発信していたとしたら、何よりも会社として一番失ってはいけない「信用」を落とす結果にも繋がってしまうリスクがあります。
4.規約変更に左右される
これも無料ホームページがゆえに、仕方がない事ではありますが、利用条件の規約変更に左右されるリスクもあります。
極端な話ではありますが、もしも仮に運営会社が「来月から運営を停止します」という事になったら慌ててしまいますよね。
しかし、こういったことは無いとは言い切れないですし、実際にヤフーで提供していた無料ホームページも2019年3月に終了しております。
まあ、このおかげで私の会社では数件ほど、ホームページの契約が取れた訳ですが(笑)
しかし、実際に利用していた人からしてみたら、やっぱりこういった利用規約の変更はリスクがあると思います。
無料で利用できるから仕方が無いと思える部分ではありますが、その規約変更のおかげで、現状の利用方法がガラリと変わってしまいかねませんので、会社としてメインのホームページを運営していくには、かなり厳しいでしょう。
無料ホームページを作成するならサブ的な役割がおすすめ
ここまでで、無料ホーム―ページのデメリットを紹介してきましたが、使い方によっては有効活用が出来るツールとして活躍してくれます。
それは、メインのホームページではなく、サブ的な役割として活用する方法です。
例えば
1.社員のブログ記事
2.経営者のブログ
3.商品やサービスの裏話
こういった感じの、ホームページでは発信できないような、軽い感じのコンテンツ。
短めの雑記ブログでも良いと思いますし、普段の生活で感じた事など、スタッフや経営者の日常的な事を発信していくと、無料ホーム―ページ内での独自のコミュニティにもファンが出来やすくなるかと思います。
無料ブログで一生懸命に商品やサービスの情報を発信していても、売りが強すぎて、無料ホーム―ページ内のコミュニティでも評価を得るには難しいですが、日常的なおもしろブログみたいなものであれば、受け入れられやすいと思います。
こういった無料ホーム―ページには、独自のコミュニティがあったりもするので、そこからファン作りをしていくのも1つの集客ツールとして活用も出来ると思います。
ファンになってくれた人には、メインのホームページを案内してあげれば、商品やサービスの魅力を伝えてあげることが出来ると思います。
無料ホーム―ページの独自のコミュニティでファンを作って、メインのホームページに案内して集客に繋げていく。
こういった使い方が出来ると思いますので、サブ的な役割として無料ホーム―ページを利用するのはおすすめです。
まずは今回紹介した無料ホームページの4つのデメリットを把握して、そこから無料ホームページをどう活用していくか。
ここを、しっかりと検討された方が良いと思います。
何でもそうですが、使い方を間違えてしまうと、痛い目にあってしまうので、是非とも上手に無料ホームページを有効活用してみてください。
それではまた!