良いホームページの条件とは!?7つのポイントで診断チェック

みなさんこんにちは。

合同会社リードの金子です。

これからホームページ制作をしようと検討されている会社さんですとか、古いホームページを新しくリニューアルを検討されている会社さんであれば、出来る限り良いホームページを作りたいですよね。

しかし、良いホームページといっても何をどう良くすれば良いのかイマイチ分からない。。。

デザインは見栄えが良いモノにした方が良いのは分かるが、その他はどういうのが良いホームページと言えるのか?

この辺がモヤモヤしている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は良いホームページには備わっている7つの条件を紹介したいと思います。

そして、ここで紹介する「良いホームページ」とは、目的を達成させるために必要な要素が備わっているホームページとします。

つまり7つの条件が備わっていれば、ホームページの目的を達成させる可能性をグッと上げることが可能になるという事ですので、是非これからのホームページ制作に役立ててください。

目次

良いホームページには備わっている7つの条件

ではさっそく良いホームページの条件を紹介したいと思いますが、ここで間違ってはいけないのが、今回紹介する7つを抑えておけば間違いなくホームページの目的が達成させられるという訳ではありません。

あくまでも、目的を達成させるための最低限のスタートラインに立つことが出来る!という7つの条件です。

逆を言うと、この7つの条件を満たしていないホームページでは目的達成が困難になってしまうので、必ず抑えておいた方がいい条件です。

では、その7つの条件がこちら。

1.ファーストインプレッションで伝わる

2.新鮮な情報が常にある

3.表示スピードが速い

4.デザイン

5.情報が整理されている

6.スマホ対応

7.SSL対応

この7つが備わっているのが良いホームページの条件ですので、これからホームページ制作するなら欠かせないポイントです。

では1から順番に具体的な内容を解説していきます。

1.ファーストインプレッションで伝わる

よく初対面での印象は3秒で決まる!

みたいなことを聞いたことがあるかと思いますが、ホームページでの第一印象も同じです。

最初に飛び込んでくるトップ画像や、そこに記載されているキャッチコピーなど、これらが、もし訪問者とのニーズがズレていたら即離脱に繋がります。

ホームページではこんなデータがあります。

80vs20の法則

これは100人のホームページ訪問者がいたら、そこから読み進んでくれるのは、たったの20人になってしまうという意味です。

もちろん、全部のホームページがこのデータに当てはまるわけではありませんが、何の対策もしていない場合には80vs20になりやすいという事です。

そして、この80vs20を変えてあげる事が出来るのが、トップ画像の印象だったり、考え抜かれたキャッチコピーだったり

これらの考え抜かれたモノを配置してあげるだけで、80vs20が70vs30に、もしくは50vs50や30vs70といった具合に、離脱者を減らすことが可能です。

奇抜なデザインやかっこいいキャッチコピーはいりません。

どんなキャッチコピーにすれば良いのかは以前の記事で紹介していますので参考にしてください。

参考優れたキャッチコピーの作り方

2.新鮮な情報が常にある

新鮮な情報はホームページにとっては欠かせない要素でもあり、良いホームページには必須条件ともいえるものです。

そして新鮮な情報を発信すると、3つの効果が得られます。

1.SEO効果

2.ユーザーのファン化

3.ライバル調査になる

常に新しい情報があるホームページでは、GoogleのSEO評価も高くされやすくなりますので、検索からのアクセス流入が多く見込める事にもつながります。

そして、新しい情報を常に発信することで、ホームページの訪問者にも、常に新鮮な情報を提供できることが可能になるので、「新しい情報」を求めてリピーターになってくれる確率もグッとあげることが可能です。

さらに、3つ目の効果として、新しい情報を発信することで、その情報のネタ探しやアイデアを出すには、市場の調査が必ず必要になってきます。

つまり新しい情報を発信することで、自然とライバル調査をする事になり、その業種での最新情報を取得することにも繋がります。

良いコンテンツの作り方は以前の記事で紹介しておりますので参考にしてください。

参考良いコンテンツの条件

3.表示スピードが速い

ホームページの表示スピードも訪問者には大きく影響してしまうので、表示スピードの速さは良いホームページには欠かせない条件です。

多くの人は、ホームページの表示される時間が3秒を超えたときには直帰率が跳ね上がってしまうというデータがあります。

こちらはGoogleが独自に調査をした表示速度と直帰率を調べたものでして、3秒以上になると極端に直帰率が跳ね上がってしまうのが分かります。

2秒以内・・・・直帰率9%
3秒以上・・・直帰率50%
6秒以上・・・直帰率90%

つまりこのデータから言えることは、ホームページの表示速度は3秒以内に収めないと大損をするという事です。

たったの1秒差で、沢山のユーザーを逃してしまう事になりますので、表示速度が遅い場合には効率の悪いホームページになってしまいがちです。

表示スピードの計測の仕方は以前の記事で紹介しておりますので参考にしてください。

参考表示スピードの計測の仕方

4.デザイン

デザインは好みもあるとは思いますが、奇抜なデザインやカッコいいデザインなどではなく、時代にあったデザインが良いホームページには必須条件です。

たまに見かける「FLASH」系のコンテンツ

ホームページの一部にこんな感じのが表示されているのを見かけたりしませんでしょうか。

これは「Adobe」が提供しているFLASHと言われるサービスなのですが、このサービスは2020年に終了する予定で、現在でもすでに多くのブラウザで表示されないという仕様になっております。

こういったコンテンツはマイナスイメージでしかありませんので、即改善が必要ですし、表示されていたとしても古さを感じさせてしまいます。

ホームページのレイアウトなどでも、一昔にあった両サイドに配置されている縦長タイプのメニューバーなども古すぎますのでリニューアルが必要です。

5.情報が整理されている

ホームページに多くの情報を更新していくのは欠かせない事ですが、それぞれのコンテンツが整理されているのも必須条件です。

ホームページの顔ともいえるトップページでは、訪問者が目的のコンテンツにスムーズに観覧できる状態がベストですので、コンテンツ情報が整理されて見やすいホームページは利用者にとってもストレスなく観覧が可能になるので多くのページを見てもらいやすくすることが可能です。

悪い例としては、自社で発信したい情報だけを全面的に押し出して、どこに何があるのかがクリックしないと分からないという状態になっている。

このような自社のアピールしたい情報だけを、あっちこっちに配置していると、単なる商品案内ページでしかありませんので、会社の良さや強みといった部分を伝えてあげる事が出来なくなってしまうので要注意です。

情報が整理されているホームページにするコツとしては、多くのサービスを詰め込み過ぎないというのもポイントです。

参考企業ホームページの構成

6.スマホ対応

もう当たり前となっているとは思いますが、まだまだスマホ対応にしていない会社ホームページを見かけることも多いです。

今やネットの観覧率は70%以上がスマホからの観覧です。

つまりスマホ対応のホームページは必須ともいえる条件で、対応していないというだけで、この70%のユーザーを無視することにもなりかねません。

新たに対応するには費用がかかる。。。とか、新規制作でスマホ対応にするには別途料金がかかる。。。

といった費用がネックになっている事もあるかもしれませんが、非スマホ対応では取りこぼしが大きすぎるため、費用をかけててでも対応するべきでしょう。

ちなみに、新規ホームページ制作でスマホ対応が別途というプランを提供してくるホームページ制作会社は、そもそもの制作が古すぎる仕様になっておりますし、今どきスマホ対応が標準プラン化されていないというのも、同じ制作会社としては、かなりヤバイ仕様ですので、十分に検討されることをおすすめします。

それと、自社のホームページがそもそもスマホ対応かどうかが分からない???

という場合には、以前の記事でスマホ対応の見分け方を紹介しておりますので参考にしてください。

参考ホームページのスマホ表示の見分け方

7.SSL対応

SSL対応も良いホームページには必須条件ともいえるものです。

SSLは簡単にいうとセキュリティ対策の一部で、今のホームページでは当たり前のように対応している事がほとんどです。

しかし、一部のホームページでは、まだ対応していない会社ホームページを見かけたりもします。

例えばこんな感じの表示見たことありませんか?

それかこんな感じも

これらの表示が出てくる場合には、SSL対応していないホームページですので、即改善が必要になります。

その理由は、こんな警告が出てきたら、ほとんどの人が離脱をしてしまうからです。

つまりSSL対応していないというだけで、「怪しサイト」という印象付けにされてしまうので、SSL対応は必須条件ともいえます。

さらに詳しいSSL対応にしていないというだけで失うマイナスポイントや対応する際の相場などを以前の記事で紹介しておりますので参考にしてください。

参考企業のSSL対応は必須

高い費用=良いホームページにはならないので要注意!

ここまでで、良いホームページには欠かせない7つの条件を紹介しましたが、これらを回避しようと、費用をかければ問題ない!

という安易な考えはおすすめしません。

何故ならホームページ制作では

「高い制作費用」=「良いホームページ」

これにならない制作会社も存在しますので要注意です。

私が以前にお会いした、ある会社の社長さんですが、そこでは既にホームページが備わっておりましたが、そのホームページにかけた費用は200万円!という超高額なホームページでした。

そして、この200万のホームページでは、何の効果も得られることなく、お問合せなども数年間全く発生していない。。。という状況でした。

ここの社長さんは、このような高額ホームページに強いトラウマを持ってしまい、もう2度とホームページなんか作らない!

という状況にまでなってしまい、ネットでの集客や新規開拓といった道が閉ざされてしまいました。

このような「高い費用」=「良いホームページ」とは決してなりませんので、今回の最低でも備わっていないといけない良いホームページの7つの条件を確認して、そこから費用相談などをして制作会社を比較をしていくことを強くおすすめします。

是非とも、これから良いホームページが作れるように、参考にしてもらえればと思います。

それではまた!