ホームページの作成を始めるなら100通りのキャチコピーが必要

みなさんこんにちは。

合同会社リードの金子です。

これからホームページを作成しようと検討されている会社さんですとか、会社のホームページ担当になってしまい「結果を出せ!!」みたいな感じに言われてしまい試行錯誤ホームページを改善しているホームページ担当者さん。

今回は、そんな方に向けてホームページ作成するうえでのキャッチコピーの考え方を紹介していきたいと思います。

キャッチコピーはトップページやランディングページなどの、コンバージョンに繋がるメインページで良く使われると思いますので

キャッチコピーが大事なのは誰しもが何となく分かっていると思います。

魅力的なキャッチコピーはついつい惹かれてしまいますよね。

そんな魅力的なキャッチコピーを考案しようとして、刺さるキャッチコピーについて、いろいろ考えると思います。

「うちの商品の強みは?」

「他社との違いは?」

自社の商品やサービスの特徴や他社と比較して何が違っており、何が他社よりも優れているのか。

そんな感じで、いくつか良さそうなキャッチコピーを数通り考えて、その中から一番良いキャッチコピーを1つ選んでいく感じで決めていると思いますが、

実はこれでは、キャッチコピーの効果を引き出すことが出来ない場合があります。

最低でも50~100通りは、キャッチコピーを考案して、その中からスタッフさんや知人やお客さんなどから選んでもらい5つぐらいに絞って、その中から選択をしていきます。

100通りのキャッチコピーを考案していますか?

「いやいや、そんな100通りのキャッチコピーなんて必要ないでしょ!」

なんて思ってしまいますが、このキャッチコピーの良しあしで、トップページやランディングページが読まれるかどうかが決まってくるんです。

目次

7割近くの閲覧者がページの上部で去っていく

実はホームページの閲覧者のほとんどの人がページの最下部まで読むことはなく、ほとんどがホームページの上部あたりで去っていきます。

そして、その数は約7割近く

つまり10人の閲覧者が来たら3人しか、読み進んでもらうことが出来ません。

たったの3人です。

7割近くの閲覧者はトップ画像のキャッチコピーなどが表示されている情報しか与えることが出来ずに去っていきます。

ページを少しスクロールしてもらえれば

自社の商品やサービスの良さを、しっかりとアピールした文章や画像

実際に利用した人の、お客様の声や、ビフォーアフターでの魅力的な実績の数々

トップページやランディングページでは作りこんだコンテンツがぎっしりと詰め込んでいる。

こういったコンテンツが一切見られることなく離脱をしてしまう。。。

もの凄く勿体ないですよね。

しかし、この7割の離脱を、キャッチコピーを魅力的なもので、閲覧者の感情を揺さぶるようなキャッチコピーであれば、変えることが可能です。

10人の閲覧者の全員が最初に見る、ヘッダー画像のキャッチコピー

ここに、もしも

その閲覧者の感情を揺さぶるような強烈なキャッチコピーを打ち出すことが出来たら!?

そうです!

思わずスクロールして読み進んでくれる人の数を増やすことが可能なんです。

「おっ!?なんだこれ」

「そんなことが!?ほんとに?」

こんな感じで、思わずスクロールをしたくなるようなキャチコピー。

そんなキャッチコピーを考案するには数通りのキャッチコピーを考案したぐらいでは、生まれてきません。

最初にもお伝えしたとおりに

最低でも50~100通りのキャッチコピーを考案しないと、思わずスクロールをしたくなるようなキャチコピーは出てこないでしょう。

「そんなに考えてられない。。。」

「もっと他に良い方法はないのか!?」

という感じで、なかなか最初から「よっし!やるぞ!」とはならないかもしれませんが、あなたが魂を入れて考え込んだキャッチコピーはこの先の資産になってくれます。

一度考案した刺さるキャチコピーは、これから先も1日も休まずに24時間365日、ホームページの閲覧者に向けてセールストークをしてくれます。

どんなにかかっても、三日三晩、考え込んで考案すれば100通りぐらいは出てくるでしょう。

たったの3日です!

3日間、考えてキャッチコピーを仕上げれば、24時間365日も休まずに営業してくれるようになるなら、もの凄くリターンが大きいと思いませんか。

では、ここでちょっとやる気になった方には、効果的なキャッチコピーの考え方をご紹介したいと思います。

人間の感情をかきたてるような、キャッチコピーには「快楽」と「苦痛」からのアプローチが必要なんです。

人の感情は「快楽」と「苦痛」からアプローチすると反応しやすい

むやみに100通りのキャッチコピーを考えただけでは、刺さるキャッチコピーはなかなか生まれてきません。

刺さるキャッチコピーと聞くと、何か気取った感じのイメージやセンスとか必要でしょう。。と思って大企業のようなキャッチコピーをイメ―ジしてしまうかもしれません。

「Drive Your Dreams」-トヨタ自動車
「あなたとコンビに」-ファミリーマート
「やめられない、とまらない」-かっぱえびせん(カルビー)

何となく聞いたことがあるキャッチコピーではないでしょうか。

特にかっぱえびせんは、私も大好きで、子供のころには食べ過ぎて親に注意されても「だって「やめられない、とまらない」って書いてあるから!」と言い訳をしてバクバクと食べていましたよ(笑)

しかし、こういった大企業のキャッチコピーで感情が反応するでしょうか。

大企業のキャッチコピーの目的としては、その企業のブランディング目的がほとんどです。

ホームページのトップページに使用して、そのページを読んでもらえるようにする!!

なんていう目的は全くありません。

そもそもの使用目的が違うので、大企業のようなキャッチコピーを真似する必要はありません。

では、どうしたらいいのか?

それは、人間の感情を揺れ動かすように反応するキャッチコピー。

そして、人間の感情に反応させるなら「快楽」と「苦痛」からのアプローチが効果的なんです。

つまり、どういうことかというと

自社の商品やサービスを使用したお客さまは

どんな「快楽」を得ることが可能なのか?

どんな「苦痛」から解放されるのか?

といった2つの切り口からキャッチコピーを考案していきます。

自社の商品やサービスを利用したお客様は、一体どんな体験ができますか?

今までの生活がどのように変わりますか?

この「快楽」と「苦痛」からの切り口で考案していくだけで、自然と感情を反応させるキャッチコピーが出てきます。

例えば

ダイエット サプリ系の販売をしたとします。

【「快楽」と「苦痛」を意識しないキャッチコピー】
「他社よりも●●倍の効果を実現した●●商品発売!ここだけの限定商品!」


【「快楽」と「苦痛」を意識したキャッチコピー】
「食事制限の必要なし!憧れの●●●のような美脚にスッキリと変身♪」

「快楽」と「苦痛」を意識しないキャッチコピーでは、一見良さそうにも思えますが、商品のアピールを強調しているだけで、どんな「快楽」を得られるのかと、どんな「苦痛」から解放されるのかがイメージしにくいと思います。

「快楽」と「苦痛」を意識したキャッチコピーでは

「憧れの●●●の美脚」・・・今まで脚太りが気になって回りの目も気にしていたが解放される

といったような「苦痛」から解放されるイメージを持たせたキャッチコピー。

この場で、パッと思い付いたキャッチコピーなので、まだまだ刺さるキャッチコピーではありませんが、

脚痩せで悩んでいた人なら、「そんなに変わるのかよ~」みたいな感じで、半信半疑ながらも、ちょっとぐらい下にスクロールしてくれそうじゃないでしょうか。

自社で取り扱っている商品だからこそ、知っている部分も多く、そのおかげで見えない、隠れたニーズもあると思います。

なので、この「快楽」と「苦痛」は、自分1人だけでは、なかなか思いつかない場合もあるので、実際に悩んでいる人や、興味を持っている人に、どんな要望や悩みがあるのかを聞いてみると、別の角度から見ることが出来て新たなキャッチコピーが生まれやすくもなります。

キャッチコピーを最初に考えるだけで情報発信が上手くいく

ここまでで、何となくホームページでのキャッチコピーの大切さと、どんな切り口で考案していけばいいのかが何となく分かってもらえたと思います。

しかし、キャッチコピーの考案は、キャッチコピー本来の効果である、ページを読み進んでもらえる効果を発揮するだけではなく、別の効果も期待できます。

それは、自社での情報発信のネタです。

100通り考え抜かれたキャチコピーでは、さまざまさ「快楽」と「苦痛」が詰め込まれているはずです。

その「快楽」や「苦痛」はお客様のニーズとも一致しているのがいくつかあるはずです。

実際に、グーグル検索で入力して、それらしい記事が出てきたら間違いなくニーズがあります。

あとは、そのニーズでも、ライバルが極力少ないもので勝てそうなところから情報発信をしていくことで、自社のホームページのアクセスを伸ばすコンテンツ作りも出来るはずです。

100通り考えたキャチコピーは決して無駄にはなりませんので、そのままコンテンツとして活用が出来ますので、是非ともおすすめな方法です。

トップページやランディングページが読まれるページに改善できて、なおかつコンテンツのネタ作りも出来る!

まさに一石二鳥のおすすめな方法なので是非とも試してみてはいかがでしょうか。

それではまた!