皆さんこんにちは。
私は普段からいくつもの企業ホームページを見てきたり制作したりしてきたので、どんなことを伝えていけばいいのかは簡単に教えることが出来ます!
それは・・・
「有益な情報です」
これ結構、知っている人も多いですよね。
でも、実際に「有益な情報」って言われても、どんなことを発信していけばいいのか分からない・・・
もっと具体的に知りたいっ!!そんな方のために今回は企業はホームページで何を伝えるべきか?チェックポイントと読者に伝わる書き方!を紹介します。
企業としてホームページを制作して公開する際には、必ず何か伝えたい情報があるはずです。伝えたい内容、伝えるべき情報をうまくホームページに記載できれば、見込み顧客やホームページの訪問者は、希望する通りに動いてくれることと思います。
今回は、ホームページにて何を伝えるべきかを紹介しながら、ホームページのチェックポイントや読者に伝わる書き方について紹介します。
目次
企業はホームページで何を伝えるべきか?チェックポイントと読者に伝わる書き方!
まず、ホームページには会社概要やアクセスマップなど必ず記載すべき項目があります(記載しなくても法律違反になるわけではありませんが、ホームページを公開する意味がほとんどなくなってしまいます)。
まずはホームページに必ず記載すべき項目について紹介します。
ホームページに必須記載項目
ホームページに必ず記載したい項目は、「会社概要」「アクセスマップ」などの会社の基本情報に関する項目です。また、「プライバシーポリシー」や「特定商取引に関する法律」「Pマーク」「各種ライセンス」などの記載をしなければ営業やインターネット上での販売ができなくなることがあります。
ホームページの記載項目については、「会社のホームページに必要な記載項目とは?」にて詳細を解説しているのでよろしければぜひ参考にして下さい。
売上や集客増加のために記載したいポイント
売上や集客増加のためには、ブログ記事や商品・サービス紹介ページなどで顧客がメリットを感じられる情報を伝えていくと効果的です。
現在、検索エンジンGoogleは「ユーザーファースト」のポリシーを掲げていて、ユーザーにとってメリットのある情報を記載すると検索結果画面でも上位表示されやすくなります。従って、専門的な情報を網羅し、ユーザーの悩みや不安、疑問を解消できるコンテンツを作成して公開しましょう。
重要なことは、企業側として伝えたいことよりも顧客が何を求めているのか、という点からコンテンツ作成をスタートすることです。
参考閲覧者が求める情報とは?ホームページコンテンツのつくり方
企業理念やコンセプトをホームページで伝えるためには?
ホームページの中で企業のメッセージをダイレクトに伝えられるページといえば「企業理念」や「コンセプト」などのページです。ここでは、どのように「企業理念」や「コンセプト」を伝えるべきかについて解説します。
代表者のメッセージや企業理念を記載する
代表取締役のメッセージや企業理念は「会社概要」のページなどで積極的に発信するようにしましょう。
これらの情報は、どちらかといえば「最低限」の情報であり、本質的な企業理念やコンセプトを表すものとはいえません。しかし、会社や代表者の印象を発信するという点では記載しておきたい事項です。
ホームページのデザインを自社の雰囲気に合ったものする
メッセージやコンセプトを記載するよりも、ユーザーに伝わりやすいのがホームページのデザインを自社の雰囲気に合ったものにすることです。
例えば、企業のイメージカラーを使用したり、「先進的」「親近感」など企業風土を表すようなデザインにしたりすることが大切です。
具体的なことばで明確に記述する
代表者メッセージや企業コンセプトは、響きの良さが重視される傾向になるため、どうしてもおぼろげで漠然としたイメージになりがちです。従って、「当社の強み」や「社風」「私たちが目指すこと」などのページを作成して、具体的なことばで明確に目標や目的を記載すると効果的です。
具体的なコンセプトとして記載すべき項目として、例えば以下のものがあります。
・絶対変更したくないポリシー
・ユーザーに選ばれる理由
・自社の強み、自社商品の強み
・これまでどのようにユーザーを増やしてきたか?
・ユーザーが満足しているポイント
・どんなユーザーから支持されているか
もしできれば、これらの項目に対して一言か二言でこたえられるキャッチーなコンセプトが理想的です。キャッチコピーといえば、大手企業がCMで使用するイメージが強いかもしれませんが、顧客に広く認知されていない中小企業こそキャッチコピーを使用してコンセプトを分かりやすく伝えるべきです。
自社と関わることで顧客が得られるメリットについて記載する
ホームページは、ユーザー目線で記載することが非常に重要です。自社のコンセプトを記載する際にも、自社と関わることによってユーザー(顧客)が具体的にどのようなメリットを得られるのかについて記載するようにしましょう。
それによって、コンセプトが一方通行の物から顧客と企業との双方向のものになります。具体的なメリットを感じてもらえれば、顧客にもコンセプトや理念が浸透しやすくなります。
何を伝えるかと同時に「どのように」伝えるかも重要
企業のホームページは、何を伝えるかと同時に「どのように」伝えるかも重要なポイントです。では、具体的にどのように記載をすればよいのでしょうか?ここでは4つのポイントを記載します。
タイトルと小見出しでユーザーを惹きつける
ホームページのコンテンツの中で最も重要な部分は、タイトルと小見出しです。
タイトルとは、検索エンジンで検索した際にページタイトルとして表示される部分です。ユーザーがホームページにアクセスする際に最初に目にする部分であり、何について書かれたホームページなのかを知る大きな手掛かりになる部分でもあります。
小見出しは、コンテンツにおける章ごとに設定された見出しです。特にスマホユーザーは、大きな文字や画像などを中心に閲覧する「サラサラ読み」ユーザーも多いため、小見出しの一文で興味を惹きつけることも重要です。
タイトルや小見出しは本文以上に重要性が高いため、入念に考えましょう。
画像の挿入と適度な改行で「疲れない」ホームページに!
ホームページの情報の中で、最も重要な意味を持つのは文字情報(テキスト情報)です。しかし、文字情報ばかりがぎっしり詰め込まれている場合、ユーザーにとっては非常に「疲れる」ホームページになってしまいます。
ユーザーが「疲れない」ホームページにするためには、画像を挿入したり3行程度ごとに改行を入れたりするなどの工夫が効果的です。
誤字・脱字はNG!
誤字や脱字が多いと、ホームページの信頼性が損なわれてしまいます。また、誤字や脱字が多いとSEOの評価としてもマイナス評価になってしまうことがあります。
非常に基本的なことですが、誤字・脱字のチェックを入念におこないましょう。また、誤字・脱字ではなくても表記ゆれ(「マネージメント」と「マネジメント」など)や送り仮名のゆれ(「取り扱い」「取扱い」「取扱」など)、漢字変換の揺れ(「行う」「おこなう」など)が混在しないように注意しましょう。
ターゲットにあわせた文体で記載する
想定する顧客層に合わせた文体で記載しましょう。
例えばBtoBの企業の場合は、顧客が企業の担当者であるケースが大半であることを踏まえて、端的で無駄のない文章が効果的です。一方、主婦をターゲットとする場合には、親近感を持ってもらえるような優しい語り口の方が好印象を抱いてもらえる可能性が高くなります。
また、高齢者向けの商品の場合は、文字を大きくしたり写真・イラストを多く利用したりするなどして、細かな文字を読まなくても内容がイメージしやすくなるように工夫するなどの配慮が効果的です。
まとめ
今回はホームページで何を伝えるべきかということについて記載しました。
売上や集客アップのためには、必ず必要すべきことだけではなくコンセプトや読者を惹きつけるためのポイントを効果的に訴える必要があります。コンセプトなどはどうしても漠然としたイメージになりがちですが、具体的にユーザー目線で記載することにより、顧客に響きやすくなるのでぜひ意識してください。
また、読者に響く伝え方についても紹介しているので、参考にして読者の気持ちに響くホームページを作成しましょう。