皆さんこんにちは。
ホームページ活用していますか?放置しっぱなししていませんか?
私がお問合せを頂く会社さんで、既存ホームページをお持ちの会社さんは完全に放置・・・という方が圧倒的に多いです。
やはり、会社のホームページが最終更新日が何年も前の日付になっていると、訪問者はこの会社大丈夫か???
という不信感を与えてしまいます。
しかし、上手に活用すれば費用効果バツグンの効果を発揮してくれます。
ホームページには、集客や売上のアップにつながる「良いホームページ」と、その反対の「悪いホームページ」があります。当然、企業としてホームページを作成・公開する際には良いホームページを目指したいものです。
今回は良いホームページのポイントと悪いホームページの具体例を紹介します。さらに、集客や売上の増加につながっている良いホームページの例を3点紹介します。
ホームページを活用して集客アップを目指したい方、顧客満足度を高めたいと考えている方はぜひ参考にして下さい。
目次
良いホームページと悪いホームページポイント!良いホームページの実例を紹介!
良いホームページの特徴について3点紹介します。
目的・コンセプトがはっきりしている
最初の特徴は、ホームページの目的やコンセプトがはっきりしていることです。
本を読んだり店頭で商品カタログを手に取ったりする方と比較すると、ホームページを閲覧するユーザーは「軽い気持ち」で情報を閲覧しているケースが多いです。そうしたユーザーに対して伝えたい情報を的確に伝えるためには、ホームページがどのような目的で何の情報を伝えようとしているのかをユーザーに対して明確に示すことが大切です。
「商品の特徴を分かりやすく紹介する」「来店したくなるような店舗のイベントを紹介する」「読者の悩みに寄り添い、商品やサービスを使って解決する方法を指し示す」など、ユーザーがホームページで得られるメリットをすぐにイメージできるよう目的やコンセプトを明確にしましょう。
ユーザーに閲覧されている
売上や集客のアップを目指す際に、「多くのユーザー閲覧されること」は不可欠です。
そのためには、優れたコンテンツ(ブログ記事などホームページの情報の中身のこと)を提供するだけでなく、SEO対策(検索エンジン最適化=検索結果の上位表示のための対策)やインターネット広告などを活用することも大切です。
Googleは、検索順位を決定づける際に「人気要素」も考慮しているといわれています。多くのユーザーがアクセスし、支持しているサイトは検索結果画面でも上位表示されやすいということです。
目的を果たしている(売上アップや業務効率化など)
ホームページの目的の通りの結果がきちんと得られているか否かも非常に重要なポイントです。
例えば、ネットでの売上を目指して作られたECサイト(ネット通販サイト)の場合、どんなにアクセス数があっても最終的に販売につながっていなければ「良いホームページ」とはいえません。アクセス数が増えているにもかかわらず売上につながっていない場合には、以下の問題が考えられます。
・商品の価格が高い
・商品の魅力がうまく伝えられていない
・購入ボタンにつながる動線が分かりづらく、ホームページに訪問してくれたユーザーをうまく購入に導けていない
目的を果たせていない場合には、考えられる原因を追究して解決することで目的を果たすホームページへと改善することが大切です。
悪いホームページの具体例
続いて、「悪いホームページ」の具体例を紹介します。
ホームページの必要記載事項が書かれていない
ホームページは会社概要やアクセスマップ、商品紹介ページなど、必ず記載すべきポイントがあります。これらの情報が一切記載されていなかったら、訪問した読者が必要な情報を得られずに困ってしまったり、不安を感じてしまったりする可能性が考えられます。
ホームページの記載必要項目については、「会社のホームページに必要な記載項目とは?」にて記載しているので、ぜひ参考にしてください。
コンテンツのクオリティが低い
デザインの整ったスタイリッシュなホームぺーージを作成してもコンテンツのクオリティそのものが低ければ全く意味がありません。クオリティが低いとは、例えば以下の状態を指します。
・内容が専門的ではない
・誤字や脱字が多い、読みづらい
・情報が最新ではない
・SEO対策が施されていない
コンテンツとして公開すべき内容やSEO対策のトレンドについては、SEO対策に関する最新の情報を踏まえる必要もありますが、インターネット上に多くの情報があふれているためホームページ担当者が日ごろから情報収集できる体制を整えておくことが大切です。
また、情報を公開する際に内容や誤字・脱字について社内でチェックできる体制を整えておくことも大切です。
ホームページのデザインが古い
ホームページのデザインが古い場合には、閲覧者から「時代遅れ」とみなされてしまうだけではなく、ホームページのデザインが崩れてしまったり、スマホで閲覧した際に正しく閲覧できなかったりすることがあります。
詳細を「ホームページのデザインが古い場合の大きすぎるデメリットとは?自社のページを見てもらえない!」にて解説しているのでよかったら参考にしてください。
ホームページがペナルティを食らっている
誤った方法で検索順位を上げようとしたり、コンプライアンス違反があったりすると、Googleなどの検索エンジンからペナルティ(検索順位を下げられてしまうこと)を与えられてしまうことがあります。ペナルティの要因には例えば以下の例があります。
・コピーコンテンツ・・・他社や自社のコンテンツの内容をコピペしたサイトなど
・リンクの売買・・・SEO業者からリンクを購入した場合など
・過度なSEO対策・・・日本語として不自然であるにもかかわらずキーワードを詰め込むなどの、極端なSEO行為をした場合。
モバイル対応していないホームページ
2019年現在では、PCユーザーよりもスマホユーザーが多い状況です。従って、スマホに対応することで多くのユーザーの利便性が高まることに加え、検索順位のアップにもつながります。
良いホームページの実例3選
良いホームページの実例を3件紹介します。
株式会社岐阜造園様
最初に紹介するのは、株式会社岐阜造園様のホームページです。
参考http://www.gifu-zohen.co.jp/index.html
トップページにアクセスすると、「岐阜造園の技術」として過去の仕事の実績が順次スライド式で紹介されます。そして、その直下に「エコ活動」としてCO2削減のために植栽活動をしていることが紹介され、その下には、「代表からのメッセージ」のバナーが設置されています。
制作した仕事をビジュアルで分かりやすく紹介することに加え、エコ活動や代表からのメッセージを前面に押し出すことで、企業コンセプトを前面に押し出したホームページになっています。
姫路城(ターゲットに合わせたホームページ作成)
続いて、ターゲットに合わせたホームページを公開し、集客をアップした実例として国宝・姫路城の例を紹介します。
参考 https://www.city.himeji.lg.jp/castle/index.html
姫路城は、2015年に平成の大改修工事を完了し、それに伴いホームページのリニューアルも行われました。その際の大きなポイントは、増加する外国人観光客を呼び込むために英語や中国語など8か国語に対応したことです。
こうした施策により、姫路城訪問者における外国人観光客の割合は10.7%(2015年)→17.3%(2016年)→23.6%(2017年6~8月)と劇的に増加しています。
さらに2018年には、増加する外国人訪問客向けにAIが外国語での簡単な質問に返答してくれる「チャットボット機能」を搭載し、外国人訪問客の不安解消と集客増加、オペレーションの向上(問い合わせをホームページで解消することで混雑状況を改善)につなげています。
オーマイグラス株式会社様のECサイト「Omg Press」
3例目として紹介するのは、インターネット上で眼鏡を販売している業者であるオーマイグラス様です。
参考https://www.ohmyglasses.jp/blog/
ブログ「Omg Press」では、メガネ専門店の立場から眼鏡利用者やこれから眼鏡をかけようか検討している方について、眼鏡や目についてのさまざまな疑問に答えるコンテンツを紹介しています。
「強度近視って何?」「疲れた目をスッキリさせる方法」などテーマとしては身近ながら、メガネ専門店ならではの専門的かつ深い情報を発信しています。さらに、読み物として十分面白いコンテンツであることもOmg Pressの大きな特徴です。
ブログは多くの読者から支持されており、ブログ経由での売り上げがオーマイグラス様の売上のうち2~3割を占めるほどになっています。
まとめ
今回は良いホームページと悪いホームページの概要について紹介しました。
せっかく費用や手間をかけてホームページを公開するからには、効果的なホームページを作成・公開し、運用したいものです。
今回紹介した内容を参考にして、ぜひ集客につながる良いホームページを作成してください。