ホームページ制作会社がひどい場合に試す効果的な対処法

皆さんこんにちは。

つい先日ですが、新規で依頼をいただいた会社さんと制作の打ち合わせをしたのですが、そこの既存のホームページを社長さんと一緒に確認したのですが・・・

会社のホームページが「薄毛治療のホームページに!!」変わっている・・・

いや~、笑えないのですが、社長さんが最初に笑ったので私も一緒に笑ってしまいました(笑)。社長すみません。

それにしても、ひどいですよね!!

契約がどのくらいになっていたのかわかりませんが、何の連絡もなしにドメインを他の会社に利用させているなんて!

ホントありえないくらい非常識でびっくりですよ。

という感じで、この記事を見ている方でも、今の制作会社さんに何らかしらの不満を抱いているかもしれません。

今回はそんな「ホームページ制作会社の対応がひどい!!」

そんな納得できないレベルの時、どのような対応が取れるか?

今回はホームページ制作会社がひどい場合にどのような方法で対処をすべきかについて、ホームページの制作の現場で起こりがちなトラブル別に紹介します。

問題が大きくなってから対応を考えてみたところ、結局間に合わずに大きな損害を出してしまったという事態は何としても避けたいものです。

トラブルが起きないことに越したことはないですが、万が一の際にもスムーズに対応できるように今回の記事を参考にしていただけたらと思います。

目次

ホームページ制作会社がひどい場合に試す効果的な対処法

一点目のトラブルは、ホームページ制作の納期、品質に関するトラブルです。希望の納期に公開されなかったり、意図したホームページとは全く異なるものが出来上がってきたりしないようにするためには、綿密な打ち合わせと余裕を持ったスケジューリングが対策のポイントになります。

納期が守られない

打ち合わせの際に決めておいた納期が守られない時には、開業、開店、キャンペーンのスタート、新商品の告知開始など、事業にとって非常に重要なタイミングにホームページが機能しないリスクにつながってしまいます。

チェックポイント

まず、自社側でホームページ制作会社から提供を依頼された情報や素材(画像や代表者あいさつの原稿など)を納期通りに納品しているか否かをチェックしましょう。

対策

納期が遅れてしまうケースは、残念ながらホームページ制作の現場ではよく耳にする話です。あらかじめ工程表を共有し、予定通りにスケジュールが進行しているか否かチェックできる仕組みを整えておきましょう。また、スケジュールをあらかじめタイトに設定しておくと、1カ所でも遅れが生じてしまった場合に取り返しがつかなくなるので、できるだけ余裕を持ったスケジューリングをしておくことも重要です。

担当者とのやり取りは、食い違いが生じないように書面で残したりメールでやり取りをしたりするなど、後から食い違いを主張されないように注意しましょう。

デザインのクオリティが低い

ホームページのデザインのクオリティが意図した者よりも低い、希望したコンセプトとは全く異なるといった問題もありがちなケースです。希望通りのクオリティが満たされない場合は、集客やスタッフのモチベーションに影響を及ぼす可能性があります。

チェックポイント

ホームページとの打ち合わせの際に、希望するプランやデザインを間違って伝えていないか否かをチェックしましょう。

対策

当初の打ち合わせの際に、デザイン見本や同等のプランでの制作実績などをしっかり確認しておくこと、希望のイメージを正確に伝え、食い違いが生じないように情報を共有することが重要です。また、政策の途中段階で、ラフなどでイメージを目に見える状態にして共有しておくことも重要です。

プランの認識の食い違いを防ぐために、その都度料金面での確認をしておくことも重要です。

費用に関するトラブル

ホームページ制作の現場で起こりやすいトラブルとして、費用に関するトラブルも挙げられます。費用に関するトラブルを防ぐ際には、いかに注意深く契約するか否かということが重要なポイントになります。

費用が高すぎる

ホームページ制作費用が想定よりもかなり高額になってしまう問題は、見積もり時にイニシャルコストとランニングコストの両方を確認することで避けることができます。特にランニングコストは、つい忘れがちになってしまうポイントなので、中・長期的にどの程度の費用が発生するのかを確認するようにしましょう。

また、制作会社に依頼する段階で費用相場をつかむために複数の制作会社に見積もりを取ることも効果的です。

問題が生じやすいのはリース契約です。初期費用を軽減できるプランですが、リース期間の支払額の総額を計算すると割高になってしまうことから、後々トラブルになるケースが散見されます。

追加費用が発生する

打ち合わせ時には聞いていなかった費用項目について後から請求されるといったトラブルが生じるケースもあります。

チェックポイント
デザインやホームページの機能を打ち合わせ当初から変更したり、打ち合わせの途中でたびたびの変更を依頼していいないかについてチェックをしましょう(業者側からその都度、料金を提示されていないという問題は残りますが、自覚していないうちに追加や変更の依頼をかけている可能性があります。

対策

追加料金を防ぐための対策としては、作業がスタートする前の打ち合わせ時に追加の費用の発生の有無についてのチェックをしておくことです。また、どのような場合に費用が発生するのか(もしくは、費用の発生しない「修正」項目で対応してくれるのか)を明確にすること、費用が追加になる際には必ず確認をした後に作業をスタートすること、などを決めておけば間違いがなくなります。

ホームページ制作会社に関するトラブル

ホームぺーージ制作会社そのものにトラブルがトラブルの要因になるケースもあります。

担当者のレスポンスが遅い/返答がない

問い合わせをしても担当者からなかなか返答が返ってこなかったり、意図した返答が返ってこなかったりするケースがあります。このようなケースでは、担当者個人の問題なのか制作業者の体制の問題なのかを見極めて対応を考える必要があります。

担当者個人の意識やスキルに問題がある場合の対策
やり取りをする際には、電話や口頭での連絡以外に必ずメールで依頼内容を残すようにし、その都度期日や返答の目途を入れるように徹底しましょう。それでも改善されない場合には、担当者の上司に直接問い合わせをしたり、状況を訴えたりすることで、問題の解決や状況の改善を図りましょう。

対応次第では担当者の変更や業者の乗り換えなども検討しましょう。

業者の体制に問題がある場合の対策
そもそも、制作業者の人員が不足している場合や、スタッフへの指導・教育が行き届いていないケースもあります。このようなケースでは、早めに制作業者を乗り換えることが最善策になります。ホームページ制作の最終的な納期などを改めて確認して、他の業者に切り替えても間に合うか否かについて確認をしましょう。運用がスタートしている場合には、更新期間の確認や乗り換えにあたって必要な情報をそろえることも大切になります。

ホームページの制作会社の乗り換えは手間も費用も掛かってしまうので、できればこのような事態が発覚する前に打ち合わせの段階で制作業者の対応に疑問や不安を感じた際には、慎重に契約するようにしましょう。

参考制作会社の乗り換え注意ポイント

まとめ

ホームページのトラブルは、問題が顕在化してから(あるいは大きくなってから)対応しても、取れる選択肢が限られてしまい、損害を免れないケースが珍しくありません。そのような事態を避けるためには、打ち合わせや日々の業務において担当者と密なやり取りをして、制作会社や担当者の現状を把握しておくことが重要です。

また、自社スタッフと業者間や自社スタッフ間など、ホームページ制作に関連する関係者全員で必要な情報を共有し、トラブルが顕在化する前に迅速な対応が取れるようにしておくことが重要です。

私の取引のあるクライアントさんでも、メインで管理しているのが社長さんのところが多く、既存の制作会社との契約状態が分からない・・・

もちろん社長さんだけが管理していたからスタッフさんたちも分からない・・・

こうなってくると結構大変で、場合によっては旧ホームページのパワーを引き継げないで全くの新規でスタートしないといけなくなる。

そんなことも、実際にありますのでホームページ関連の情報は共有することをおすすめします。