皆さんこんにちは。
これからホームページ作ろうと検討されているなら「目的」と「ターゲット」を設定することが、とっても重要です。
言い換えれば「目的」と「ターゲット」を設定することで効果的なホームページを作成するこが可能です。
自社がホームページを作成・運用する目的を明確にしなければ、売上アップなどのホームページに期待した効果を発揮してもらうことは不可能です。そして、その目的実現のためには、「誰」に対してコンテンツを届けるかといったターゲットも非常に重要になります。
今回は、ホームページを作成するために重要な目的とターゲットの設定について解説します。
目次
ホームページには目的とターゲットが重要!設定方法を分かりやすく紹介
効果的なホームページを作成するために最も重要になるのは目的とターゲットの設定です。まずは、目的とターゲットの重要性について設定します。
ホームページを作る際に重要なポイント①目的
ホームページには、売上アップ、ブランディング、業務負担の軽減などの目的を持たせることができます。逆に、これらの目的を明確にしなければ、あまり魅力的なホームページにはなりません。
「何のためにホームページを作成するのか?」という目的をしっかりとイメージしてからホームページ作りをスタートすることが重要です。ホームページの目的設定についての詳細は「意味のあるホームページにするためにはコンセプト・目的が重要!」で紹介しているのでよろしければぜひ参考にしてください。
ホームページを作る際に重要なポイント②ターゲット
ホームページの目的が決定したら、どんなユーザーにホームページの情報を読んでほしいのかというターゲットを設定することが重要です。
通常、「女性向け」「若者向け」など、自社の商品やサービスに関してターゲット設定をされていることと思いますが、ホームページを作成する場合には、かなり具体的に設定した方が効果的です。
・性別
・年齢
・居住地
・家族構成
・趣味
・仕事
・仕事での役職
・交友関係
・悩み
こうした具体的なターゲット設定をおこなうことを「ペルソナ設定」といいます。ターゲットは「標的」という意味ですがペルソナは「仮面」という意味であり、あたかも実在する人物のような具体的なイメージを設定します。
そして、ペルソナに対して最も効果的にアピールできるようにホームページを作りこんでいくことで、自社の商品・サービスを求めているユーザーに対して親近感を抱かせることができます。
ホームページの目的の決め方
ホームページの目的の決め方について解説します。
自社の課題や展望を洗い出す
業界の動向や業界内での会社の立ち位置、中期的な展望を踏まえて、現在(および将来)の自社にとって何が必要であるかを洗い出します。
漠然とした「売上の増加」という目標ではなく、「10~30代のシェア・認知率の向上」「女性顧客の獲得」「商圏の拡大」など、さまざまな具体的な課題が洗い出せるはずです。
会社の業務を全てピックアップして、ホームページに担ってほしい役割を考える
現在、会社のスタッフがおこなっている業務を全てピックアップして、ホームページがどのような役割を担えるのかについて検証します。
例えば、営業マンのように「商品・サービスの認知度を高める」「迷っている顧客へのクロージングをおこなう」、あるいは「年中無休で受注対応ができるように、問い合わせ窓口として機能させたい」などです。
これらの役割の多くは、そのままホームページの「目的」として設定できます。ここでも、目的をできるだけ具体化・細分化することが重要です。
ホームページを訪問した見込み顧客にとってほしい行動(=コンバージョン)を考える
ホームページを訪問した見込み顧客にとってほしい行動をイメージしましょう。
ホームページ訪問者にとってほしい行動のことを「コンバージョン」といいます。コンバージョンを考えたら、問い合わせボタンを設置したり、問い合わせに対する返信対応の体制を整えたりするなど、コンバージョンを売上に活かすための体制を構築します。
ユーザーに行動を起こさせるための施策=ホームページの目的
ユーザーに起こしてほしい行動(=コンバージョン)は、ホームページの目的を実現させることを意味します。従って、コンバージョン数や率を計測することが、ホームページを効果的に運用できているか否かを確認する一つの指標とすることができます。
効果的なホームページの目的・ターゲットの決め方
続いて、効果的なホームページの目的・ターゲットの決め方について案内します。
データがある際には利用する(アクセス解析、外部アンケート調査、お客様の声など)
顧客の悩みや課題は、想像力を働かせてイメージすることが重要ですが、データがある場合には活用しましょう。具体的には、ホームページのアクセス解析や外部アンケート調査、お客様の声として寄せられた投書などは特に活用しやすいデータです。
自社のホームページに、いつ、どこから、何件の訪問があったか?どのような検索キーワードで自社ページにたどり着いたか?など、自社のホームページの閲覧者の情報を調査する機能、サービスのことです。Googleアナリティクスが有名です。
ペルソナをできるだけ細かく具体的に肉付けしていく
ペルソナ設定はいかに具体的に設定できるかが重要なポイントです。上述の通り、ペルソナは実在する人物を想定できるような細かな設定をすればするほど、悩みや課題が明確になり、解決策やサービスのメリットが顧客に届きやすくなります。
ペルソナを設定する際に、「細かく設定しすぎると、ペルソナ設定から外れてしまったユーザーに対してはコンテンツの情報がズレてしまうのではないか?」と懸念される場合がありますが、決してそのようなことはありません。
自分自身とは完全に一致しなくても共通の悩みを持つ人に向けて作成されたコンテンツはユーザーにとってとても参考になるからです。逆に、誰に対しても当てはまるものの具体的に誰に向けて書かれたかわからない漠然としたコンテンツは、面白みがなく共感が得られにくいでしょう。
顧客の中で最も核になる層を「ペルソナ」として設定する
具体的なペルソナの設定が難しい場合には、実際の顧客の中からペルソナとなる人物を選ぶのも一つの方法です。年齢層の中核であり、平均的な金額・頻度で商品を購入されるユーザーを「ペルソナ」として設定することで、効率的にコンテンツ制作がおこなえるようになります。
ユーザー視点で自社商品やサービスについてイメージする
ターゲット設定をうまくかつようするために重要なポイントは、ターゲット側の視点から考えることです。見込み顧客が抱えている悩みや疑問、課題をイメージして、解決するためにはどうすればよいかを考えることで顧客のニーズや悩みに寄り添ったコンテンツを作成することができます。
まとめ
ホームページは目的とターゲットを設定することにより、伝えるべき情報が明確になり、多くの顧客にとって有益な情報になります。その結果、売上のアップやファンの増加など運営者にとっても望ましい結果を得られることができます。
今回案内した目的・ターゲットの設定方法を参考にして、ぜひホームページの目的、ターゲットを設定してください。特に、ターゲットについては、具体的に細かくペルソナを設定することが重要になるので、顧客の目線から自社の商品やサービスについて冷静にしっかりとメリット・デメリットを検討しましょう。