無料ホームページのデメリットと解消法!

皆さんこんにちは。

ホームページを作ったり運用したりするにはお金がかかるものと思われていらっしゃるかもしれませんが、無料ホームページといって無料で作成できるホームページもあります。これらのサイトは、特に維持費などもかからないため0円で運用できます。

無料でホームページが持てるのはとてもお得な話のように見えますが、デメリットはないのでしょうか?もしデメリットが存在する場合、解消する方法はあるのでしょうか?

今回は、デメリットとその解消法を中心に無料ホームページについて解説します。

目次

無料ホームページのデメリットと解消法!

初期費用・運営費用0円、Webに関する専門知識なしで作れるホームページについて、概要や特徴などを紹介します。

Jimdo

Jimdoは、無料でホームページのデザインやコンテンツの更新がおこなえるホームページ作成サービスです。インターネットに接続できれば、スマートフォンからでもホームページを作ることができます。ドイツの会社が世界規模で運営していますが、日本法人についてはKDDIグループの一員となっています(2019年9月現在)。

Jimdoの特徴は、使い勝手の良さです。直感的な操作が可能で、スマホでもスムーズに操作できるので、インターネット初心者にもおすすめです。

WiX

WiXは世界で一億以上のユーザーが存在する世界最大の無料ブロガーです。

WiXの最大の特徴は、ホームページ閲覧数を無限に増やせることと、テンプレートが非常に豊富なことです(WiXのテンプレート:500種、Jimdo:約40種)

Ameba Ownd

Ameba Owndは、無料ホームページとしては後発ですが、Amebaの知名度を活かしてユーザー数を増やしています。最大の特徴は、無料で独自ドメインを取得できることです。ただし、ビジネス利用する際には、Amebaの利用規約に合致する必要があり、制約が生じる場合がある点に要注意です。

※独自ドメイン・・・世界に一つだけのオリジナルドメインのこと。ドメインとはホームページのアドレスのことです。例えば、Google(https://www.google.com/)のドメインは(google.com/)です。

無料ホームページのデメリットとは

無料で作れるホームページのデメリットについて解説します。

独自ドメインが設定できない

Ameba Ownedは例外ですが、無料ホームページは独自ドメインを自由に設定することができません。その結果困ることは、SEO対策において以下の不都合が生じるためです。

・優れたコンテンツを公開しても、無料ホームページの場合には自社ホームページだけではなくサイト担当者の評価になってしまう。

・同じ無料ホームページのユーザーが検索エンジンからのペナルティーを受けてしまった場合、自社では何もペナルティー対象となる行動をとっていなかったとしてもペナルティーの巻き添えを食らってしまう可能性があります。

SEO対策とは、自社のホームページを検索エンジンで検索した際に上位表示させるためのテクニックです。

競合店の少ない地域のお店などでは大きなデメリットにならないことも

広告が表示される

無料ホームページで作成したホームページは閲覧時に保証の内容が表示される仕組みです。広告を消去するには、有料会員になるなどの方法があります。

サイトのデザインが自由に選べない

無料ホームページはブログを書くような手軽さが魅力ですが、その反面デザインが自由に選べないなどの成約があります。デザインはあらかじめ用意されたテンプレートの中からしか選べません。

ページ数の制限が生じる場合あり

無料ホームページの大半はページ数の上限が設定されています。規模の拡張や取り扱い商品の増加などの際にページ数を追加したくても有料プランに切り替えるなどの対応が必須となるケースがあります。

サービスが終了してしまったらホームページが存続できなくなってしまう

無料ホームページのサービスが終了してしまった場合に、ホームページが存続できなくなってしまう可能性があります。自社でサイトを構築している場合と異なり、ホームページのソース(=設計図)は無料ホームページの会社にあるので、そのまま別のホームページサービスに移行するのが難しいためです。

無料ホームページのデメリットの解消法とは

無料ホームページには以上のようにデメリットが存在しますが、使い方や考え方によってデメリットを解消する方法があります。主なデメリットの解消法について3点紹介します。

割り切って利用する

利用できない機能については「無料ホームページだからこういうもの」として諦めてしまうのも一つの方法です。

例えば、競合が少ない地域密着型の店舗やポータルサイトなどから集客ができているホームページは費用をかけてSEO対策を施したり、Web広告を出稿したりしてもそれほど効果的とはいえません。また、ご自身の好みでデザインにトコトンこだわったとしても自己満足に陥ってしまうケースもあります。

無料ホームページで使用できないこれらの機能をきっぱりと諦めて、できることに集中することにより、効率的にホームページが運用できます。

アプリなどのツールを利用する

来店予約や在庫確認、来店クーポン、メニュー案内、お問い合わせなどのホームページに設置したいメニューを、アプリやクラウドサービスで対応する方法もあります。

アプリやクラウドサービスなどの外部サービスの中には、非常に使い勝手がよく無料ホームページとの連携が可能なものもあるので、うまく併用することで無料ホームページでも顧客の利便性を損なわずに対応できることがあります。

まずはどのような機能を利用したいのか、顧客がどのような点で不都合を感じているのかを明らかにして、どのように機能を実装すべきかについて考えてみましょう。

ホームページ作成業者に依頼する

無料ホームページでは、SEO対策やデザイン、必要な機能などがどうしても全て満たせるとはいえないため、どうしても希望が満たせない時には無料ホームページを諦めるのも一つの手段です。

その場合、ホームページを自製するか業者に依頼するかのどちらかになりますが、目的がはっきりと決まっている場合には業者に依頼した方がスムーズです。

特にSEO対策やホームページからの売上のアップなど利益に直結する項目についてはライバル企業・店舗も対策を施しているため、専門業者に依頼した方が結果を出しやすいためです。

ホームページ作成業者は、業者によって価格相場や制作スキルが異なるため、見積もりや制作実績、プランなどを比較しながら検討しましょう。ホームページ業者に作成を依頼する場合には、「無料」というわけにはいきませんが、売上や集客などで費用以上の結果が見込めるか否かがポイントです。

まとめ

jimdoやWixなどの無料ホームページを利用する際のデメリットや解消法について解説しました。

無料ホームページは、無料でホームページが作成・運用できることとインターネットに関する知識が無くてもホームページが運用できるというメリットがありますが、その反面デメリットとしてさまざまな制約が生じます。

ホームページ作成にかけられる費用、必要とする機能、集客・売上の見込みなどを総合的に踏まえて、どのような形で運用すれば最も効果的なのかを検討しましょう。