みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
今、世間を騒がせているコロナ騒動。
私はあまり、この手の話は危機感をあおるような感じになってしまうので話題にしたくなかったのですが、そうも言っていられない状態になってきたなと感じましたので、今回は記事にしました。
というのも、このコロナ騒動で大手トヨタにも大打撃を与えて、もうホントにどうなってしまうの?という状態にもかかわらず、いつもと変わらず営業を続けてしまっていませんか。。。
まだ大した影響も出ていない自動車屋さんも多いかと思いますが、この影響は間違いなく来ます。
世界経済が落ち込んでしまうぐらいの影響なので、誰もがこの先の経営が厳しくなると予測をされて、分かっているにも関わらず何の対策もしない。。。
これって本当にヤバイと思います。
目次
自動車業界の今後に影響するコロナ騒動!何かしら対策していますか!?
ただでさえ、厳しい状況の自動車業界にさらに追い打ちをかけるようになった今回のコロナ騒動ですが
私がびっくりするのは、この状況でもアクションを起こさないという経営スタイル
おそらく、まだ実感するぐらいの影響が出ていなからなのかもしれませんが、私は日頃からいろいろな業種の社長さんとお会いする機会があるので、どういった対策をしているかも見てきています。
飲食店さんであれば、今までの来店型では厳しいのでネットを中心として販売をしたり。ネットから注文が出来て、お届けまで出来るECサイトを利用したりと着々と進めております。
そしてネット販売が厳しい対面型の業種であれば、新規事業として自社のノウハウを活かした教材の販売や、自宅でも学習できるオンライン型のサブスクリプション型のサービスなど
こういった次の1手を打つという動きが活発になっております。
もちろん、その逆もあり
この際だから店舗をたたんでしまうという方法や
今までのランニングコストを見直して、取引先を変更して減らせるところは極力削って最小限のコストで運営できるように動いていたり。
ここ最近は特に、どの業種でも今のうちに何とかしようと対策をしている会社さんが目立ちます。
職業柄いろいろな会社さんの相談が来るので分かるのですが、多くの会社さんでは、今までの営業スタイルでは、全く通用しないという所まで来てしまうから、今なんとか次の1手を打たないとヤバイ!という感じで動いているという訳です。
このように、ほとんどの業種での何かしらの対策が急ピッチで進んでいるのがヒシヒシと日頃から伝わってきていたので、何かしらの対策をするのは当たり前の事だと思います。
私もつい最近ですが、ホームページをリニューアルしまして、まだ改装中なのですが(汗)
ひとまずトップページを変えて、もっと分かりやすく伝えたいことを全面に押し出したりなんかしたデザインにして
以前のターゲット層とは別のターゲットに切り替えて、もっとこのホームページでしか出来ないような「体験」を加えていこうと制作中です。
他の個別記事は、まだまだ大量にあるので、地道にこれから手を加えていく感じなので、もしかするとレイアウトが崩れているページなんかもありご迷惑をおかけするかもしれませんがご了承ください。
という感じで、現状維持をしているだけでは生き残ることは難しいと思います。
このコロナ騒動が過ぎ去ったあとでも、不況は続くと思いますし、業界全体で働き方そのものが変わっていくと思いますので、今のままでは生き残れる確率はかなり低くなってしまいますし、会社を経営しているなら何かしらの変化を求められると思います。
というよりかは、強制的に変化をすることになると思います。
つい先日ですが、私のところに、とある自動車屋さんからこんなお電話を頂きました。
「5月からホントにヤバイ。。。潰れるかも。。。」
いきなりの廃業するかも宣言にビックリして、私もかけてあげる言葉がなく「大丈夫ですよ!」なんて無責任な事も言えないので、黙って聞いておりましたが本当に深刻な状況まで追い込まれてしまったようです。
一体この自動車屋さんに何が起きたのか。
特にディーラーなどの下請けは受注減が間違いないから対策が必要
私のところにお電話が来たのは、とある自動車屋さんなのですが、その自動車屋さんでは、主な受注先がディーラーからの下請け作業です。
おそらく自動車業界さんなら、ディーラーの下請け作業といったら、あの業種か!という感じで分かると思いますので、詳しくは紹介しませんが
ここの自動車屋さんは、開業当初は地道に1件1件営業回りをして取引先を開拓して、ものすごく頑張って努力をしてきた社長さんで
つい最近までは、仕事も途切れる事もなく、もう忙しくて土日も休まずに作業をしていた自動車屋さんなのですが
この今まで途切れる事がなかった仕事が5月からは予定がスカスカ。。。
この状況に焦った社長さんが私のところへ、ご相談しにお電話をくださった訳ですが「本当にヤバイ。。。潰れるかも。。。」というぐらいの受注状況らしいです。
特にこういった、ディーラーの下請けが主な受注ルートになっていると、ディーラーが落ち込んだ時には真っ先に影響を受けやすいです。
もしも、この自動車屋さんがディーラーだけの受注先ではなく、他の受注先も確保していたら、状況は違っていたかもしれません。
少なくとも、これからはディーラー以外の受注先を急ピッチで開拓をしていかなければ、生き残ることは難しくなってしまいます。
今はまだ動けるうちに、余力がある、今のうちに開拓をしないと手遅れになってしまいます。
今はピンチだが新たな受注ルートを開拓するチャンス
世界全体が大きな経済的影響を受けているのですから、私のような小さな会社ではひとたまりもありません。
ですが、こういう危機的な状況に追い込まれないと人間って動かない生き物でもあります。
私もその1人ですが(笑)
なので私は日頃から期限をわざわざ決めていきます。何かしらの期限があると、そこをめがけて期限内に終わらせようと頑張りますので、私は必ずクライアントさんとの、やり取りでは期限を設定します。
クライアントさんが急いでいないで余裕が有る場合でも、わざわざ私の方から「○○日までには、この工程は完了しますので連絡します!」
という感じで自ら期限を設定します。
こうすることで、その期限内に終わらせようと必死になりますので、ダラダラと先延ばしにする、もう1人の自分を抑える効果も期待できます。
今のコロナ騒動は、はっきり言って大ピンチです。
自動車業界に限らず、私のようなWEB系もピンチになる危険性があります。現に同業者で廃業になっている会社も出ているぐらいなので、影響を受けているのは間違いありません。
しかし、このピンチ。私はチャンスだとも思っています。
何時の時だって、ピンチを乗り切った後には、さらに成長した自分がいて、そのピンチのおかげで得たものが財産になっていく。
これは間違いありません。
問題はこのピンチをどう乗り越えていくかだと思います。
どんな方法が良いのか?どんな方法が成功するのか?これは、その業種や実際に実行する人によっても変わってくるかと思いますが、何かしらの対策はするべきですし、変化をする必要があると思います。
この変化をしてピンチを乗り越えた先に、今までの受注ルートとは別の新たな受注ルートの開拓が成功できると思います。
現状維持を決め込んで、このコロナ騒動が落ち着いたらきっと以前のように受注うが回復してくる!
なんて甘く考えていたら、気づいた時には本当に首が回らなくなってしまいますよ。
コロナ騒動が落ち着いたら、元の経済状態に戻るなんていう保証は何処にもありません。
むしろ、大不況が到来するのが濃厚です。
大きな津波が来ると分かっているのにも関わらず、そこでじっとしているのは命取りになってしまいます。
今何が出来るのかを、真剣に考えて行動を起こすべきだと思います。
1人でも多くの自動車屋さんに伝わって、何かのアクションに繋がってくれたら幸いです。
それではまた!