みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
よく会社さんのホームページ所有率は9割という情報がありますが、私は日頃から、いろいろな会社さんと、打ち合わせをしたり、呼ばれて訪問したりしているので、この9割という数字が本当なのか?
というぐらい、まだまだホームページが無い会社さんが沢山おります。
会社のホームページを持たない理由としては、いろいろあると思いますが、私が実際に出会った会社さんで一番多い理由が
「費用がかかる!」
これですね。
ホームページが無い会社さんでは、とにかくこの「費用」が先行してしまい、
「作って意味あるの?」
「それでお問合せがくるの?」
「かかった費用分は稼げるの?」
という、その分の費用に見合ったリターンを特に気にされる傾向が強いかと思います。
確かに、ホームページは費用がかかります。
費用がかかるからといって、無料のホームページに走る会社さんもいるかと思いますが、辞めたほうがいいです。その労力が吸い取られているだけなのでメインで使用するのは控えたほうが良いでしょう。
詳しくはこちらの過去記事でデメリット解消法も載せております。
確かにホームページを作らなければ、費用はかかりませんので、何も負担が無いと思います。
しかし、今の時代では、この「ホームページが無い」というだけで、発生するデメリットが5つも存在しております。
ホームページが無ければ何も負担がありませんが、実は隠れたデメリットが既に発生し続けているんですよ。
目次
ホームページが無い会社の5つのデメリット
ホームページが無いというだけで、会社には5つのデメリットが発生します。
これは大げさに言っているわけでもなく、実際に私がクライアントさんを通じて体験して得られた事実です。
ではその5つのデメリットがこちら
1.新規開拓を逃す
2.求職者を逃す
3.既存顧客への情報量が制限されてしまう
4.スタッフへの教育時間に消費している
5.取引先との関係に影響する
これらの5つがデメリットとしてあるのですが、具体的にはどういったものなのかを順番に解説していきます。
1.新規開拓を逃す
いまや何かしらを調べたりする手段として、ネットを利用して調べる人が7割です。
ほとんどの人が、何かが「欲しい」「困った」「悩み」といった場合にはネットを利用して、まずは情報収取しているという時代です。
わざわざ、店舗の看板を見て訪問しにくる人も少ないです。
新聞の折り込みチラシから探すような人も少ないです。
電話帳やタウンページなどをぺらぺらとめくって探したりする人も少ないです。
つまり、ほとんどの人がネット上の情報だけで、どこの店舗を利用するかを判断しているという訳です。
会社の利益を拡大していくには新規のお客さんが定期的に確保できる体制づくりは必要なはずです。
その新規顧客の7割がネット利用者です。
私のクライアントさんでは、ホームページ作成する前までは下請けとして仕事を確保していたのですが、今ではホームページから一般の人からのお問合せが来るようになってきています。
もちろん、毎月何百件もという訳にはいきませんが、月に数件程度は見込めていますので、継続していけばさらに伸ばすことも可能です。
ネット上にホームページが無いという会社さんでは、7割をみすみす見逃すことにもつながります。
2.求職者を逃す
新規開拓ばかりのお客さんだけではなく、これから働きたい!と思っている求職者も同じです。
求職者が興味がある業種を探す際にハローワークの活用をしたりもしますが、より詳しい会社の情報を得ようとした場合には、必ずと言っていいほどネット検索をします。
これは実際にあった事ですが、求職者にアピールするためにホームページを作りたいという会社のホームページを作らさせてもらったのですが、そこの会社さんでは、数年間ものあいだ、ハローワークやジモティやインディードといった所に掲載をしておりましたが一向に決まらないといった状態でした。
しかしホームページを作成して、わずか1か月で「ホームページを見て」求人問合せがきて、見事に人材確保にまでいたった!という嬉しい結果に繋がった会社さんもおります。
このように、働きたい!と思っている求職者さんに自社の情報を何の縛りもなく自由に知らせることが出来るのは、自社のホームページでしか出来ないことです。
ハローワークやジモティやインディードにしても、ある程度の制限があります。その制限は他社と同じなので、どうしても他社との差別化が難しくなってしまい、求職者にも違いが分からずに会社の良さが伝わりにくくなってしまいます。
求職者にも不安が沢山ありますので、失敗したくないという想いから、出来る限りの情報は得ようとするのは当然の行動だと思います。
そこで、ネット上に自社の情報が有るか無いか。
これだけで、求職者に与える情報量というのは、言うまでもなくホームページが無い会社の方が劣ってしまいます。
3.既存顧客への情報量が制限されてしまう
既存顧客とのコミュニケーションは会社として、とても大切ですし継続的に利用してもらいやすいお客さんなので何かしらの対策はしていると思います。
定期的な電話挨拶をしたり。
ダイレクトメールでご案内したり。
ハガキDMを送って挨拶したり。
こいった事はしていると思いますが、これだけでは情報量に限りがあると思います。
電話の挨拶で、いきなり新商品の案内を長々とされても、お客さんも困ってしまいますし、ハガキDMでびっしりと文字が書き込まれた文書を全て読んでくれるお客さんもなかなかいません。
こういった時に自社のホームページがあれば、ハガキDMにQRコードを張り付けたり、メールでホームページURLを張り付けたり、といった感じで自社のホームページに誘導することが可能です。
これによって、自社ホームページでのキャンペーン案内や新着情報などの案内が、十分な情報量を与えてあげることが可能になるので、電話、ハガキ、メールに制限されることなく、ご案内ができます。
さらにホームページなら、どのくらいのお客さんが、キャンペーンの案内を見てくれたのか?というったアクセス解析データも取得できるので、キャンペーンの案内なども、繰り返し利用することで、効率的なものに変えていける貴重な情報を取得することが可能です。
ホームページが無い会社では、こういった既存のお客さんに与える情報量と自社で得らえる情報量という貴重な情報量が制限されてしまうというデメリットが考えられます。
4.スタッフへの教育時間に消費している
会社のスタッフさん達の教育は、会社の利益にもつながるので、新しく入ってきたスタッフさんには必ず教育はすると思います。
そんな時に、共通して教えている事ってかなりあるのではないでしょうか。
・朝9:00にはミーティング
・レジの使い方
・領収書の書き方
・書類の仕分け
こういった、決まりきった業務をマニュアル化されていれば、誰でも業務をこなせるように覚えることが出来ると思います。
以前の私が勤めていた会社では、業務マニュアルはあったのですが、そのマニュアルが書類にまとめたファイルだったので、誰かが使用していると新人さんが使えなかったり、
新しい業務マニュアルを追加する際にも、一度パソコンで打ち込んで印刷を何枚もかけて、複数のマニュアルに備える。。。
という結構、地味で面倒な作業です(笑)
これが、社内スタッフだけが観覧できて書き込みも出来るようなページをホームページに備えることで、一気にこういった事を解消できます。
5.取引先との関係に影響する
既存の取引先であれば、さほど影響はしないと思いますが、これから新たに取引をしようとする場合には影響する場合も出てきます。
特にBtoBのビジネスでは、もはやホームページは名刺代わりといっても過言ではないくらい当たり前の必須ツールとなっております。
その会社がどういった会社なのか?
従業員はどのくらいなのか?
会社の特徴は?会社の代表者は?
といった具合に、会社の情報がホームページでは、簡単に取得できますので、「詳しい詳細などは会社のホームページを見てください」という案内で取引先に会社の情報を伝えてあげることが可能となります。
これが、もしも会社のホームページが無い場合には、取引先によっては不信感を抱いてしまう場合もあると思います。
ホームページが無い会社=費用がかけられない会社=危ない会社なのか!?
という感じで、会社としては当たり前にあるものが無い、というだけで取引先との関係にも影響が生じてしまう可能性もあります。
ホームページが無い会社では逆にチャンスともいえる
ここまで、ホームページが無い会社では5つのデメリットをお伝えしてきました。
そんなオーバーな!なんて思ったかもしれませんが、実際にホームページを作ったことで、解消できた5つなので実際に発生していたデメリットでもあります。
しかし、逆をいうと。
ホームページが無い会社はチャンスなのでは!?
というふうにも捉えられるかと思います。
実際に私のクライアントさんでは、ホームページが無い所から制作して、念願の求人募集から人材採用にまで確保できて、下請け業務から新規の一般顧客からのお問合せを頂いて
というようにホームページが無い会社では、ホームページを作る事によって、今までにはない新しい販路や人材確保にもつなげることが実際に可能です。
今までは、なんの武器も持たずに素手でライバル他社と戦ってきたようなものなので、ここからはネットという膨大な市場に乗り出すためにホームページという自社専用の武器をもって、ネット市場に参入できるチャンスともいえます。
ホームページの一番のネックになる「費用」については、しっかりと目的を持ったホームページ作りをして、継続的に情報発信さえしていれば、「費用」分のリターンを得る事は十分に可能です。
そして、その後も24時間365日、働き続けてくれる超優秀な営業マンとなってくれるので、スタッフ1名を育てるよりも、はるかに低コストで働いてくれる営業マンになってくれますよ。
そではまた!