みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
今回はホームページをこれから制作するなら気負付けたほうが良い注意ポイントをご紹介したいと思います。
せっかくホームページ制作するなら、あとあと「失敗した~!!」なんてことにならないようにしたいですよね。
ホームページ制作後に気づいても手遅れな場合も意外と多いので、最初から注意するポイントを抑えておくことがおすすめです。
目次
気を付けたほうが良いポイントを知らないと見てもらえない
職業柄、いろいろな会社さんのホームページを拝見することが多いので、いままで良いホームページや悪いホームページもたくさん見てきました。
悪いホームページと聞くと、デザインがイケてないみたいに思われるかたもいるかもしれませんが、そういった事ではなく、そもそものホームページの役割を果たしてくれないホームページのことを、ここでは解説していきますので
あくまでも、オーナーさんが望むホームページの役割を果たしてくれるかどうかです。
せっかくホームページを制作したなら、しっかりと活躍してもらいたいですよね。
誰もが最初はホームページに何かしらの目的や期待を込めて制作したはずなのに、仕上がったホームページからは、何時になっても期待通りの成果が得られない。。。
こんなふうになってしまっては、とっても勿体ないホームページになってしまうのでホームページに費やした時間や費用をドブに捨てるようなもんです。
私が以前に、営業先で出会った会社さんで、10年くらい前に制作したホームページに「200万」かけて制作をしたという、会社さんに出会いました。
200万かけたホームページなら、ものすごいクォリティとコンテンツや画期的なシステムが組み込まれているのだろうと、その会社さんのホームページを拝見させてもらったのですが、
ホームページのページ数は10ページ程度で、クォリティも画期的なシステムなども特になく、むしろ無料ブログでも作れるようなレベル。。。
これで200万は流石に痛い!!
もちろん、そのホームページからの、お問合せなども発生しておらず、会社さんの不満だけが今もなお、続いており私に愚痴を言い続けていました。
というよりかは、そのホームページ制作会社の不満を私にぶつけてきたような感じでしたね(笑)
まあ、確かに分かります。
200万もかけて、全く成果らしきものが発生せず、さらにクォリティも低いとなると、はっきり言ってもうどうすることも出来ません。
解決するには、ホームページのリニューアルしかないでしょう。
もちろん、200万もかけたんですから、そのような作り直すといった決断も出来るはずもなく、きっとこれから先も、その会社さんはホームページをリニューアルすることはないでしょう。
ホームページにうんざりしたトラウマを持っていましたからね。。。
このように、いくら費用をかけても全く使い物にならないホームページになってしまうパターンは意外に多く存在しています。
後から修正しようとしても、初期の制作にかけた費用がネックとなってしまい、どうにも納得が出来ない状態にまでなってしまう場合もあります。
さらには、そのネットでの宣伝方法という道を自分で閉ざすことにもなってしまいかねません。
だからこそ、こういった会社さんが増えないように
ホームページでは注意しないといけないポイントがあります。
この5つの注意ポイントを知っていれば、こういった最悪のパターンを回避できますので、まずは確認してください。
ホームページで気を付けたほうがいい5つの注意ポイント
では、ホームページで気を付けたほうがいい5つの注意ポイントを紹介していきます。
1.メインは3つまでに抑える
2.スマホ対応は必須
3.目的のページまでが遠い
4.費用をかけすぎている
5.目的とずれている
この5つを注意して抑えておけば、そうそうホームページで失敗することはありません。
では具体的にどういった感じで注意をしていけばいいのかを順番に解説していきます。
1.メインは3つまでに抑える
ホームページで気負付けたほうがいい注意ポイントとして、自社の柱となるサービスは3つまでに抑えておいた方がいいです。
一番やっちゃいけないのが「●●●のことなら何でもお任せください!!」
こういうの、よく見かけるかもしれませんが、ほぼ100%と言っていいほどネット上の膨大な情報に埋もれることになります。
ネットではターゲットを広げれば広げるほどライバル他社が多くなり、さらには大手企業と戦うことになります。
大手のホームページでは、デザインやコンテンツから何から何まで費用のかけ方が違いホームページに載せている情報量が桁違いです。
コンテンツSEO対策だけでも月に何千万という資金を投資している企業もいるくらいです。
そこに最初から挑むのは無謀ともいえる行為です。
だからこそ、ホームページではターゲットを絞って、他社には負けない自社の強みを3つに絞りあげてメインとなる3つに抑えてください。
2.スマホ対応は必須
いまからホームページ制作するならスマホ対応になっているのがほとんどですが、制作会社によってはスマホ対応は別途請求みたいなところもあります。
別途で請求されるなら、スマホ対応は辞めておこうかな。。。なんて思わないでくださいね!!
今やスマホの観覧率は60%を超えて70%近くにまでなっております。
つまり、ネット観覧する際には、ほとんどの人がスマホで観覧しているということになります。
残りの30%の市場で宣伝広告するよりも、スマホの70%の市場に宣伝した方が効率が良いのは一目瞭然ですよね。
3.目的のページまでが遠い
自社のホームページでお問合せやサービス商品などの成果がでるページまでが遠いと成約率が悪くなってしまう傾向があります。
ホームページでは、トップページといわれる一番最初のページが最も多くの人に見られるのですが、トップページから次のページを見る人がどのくらいいると思いますか?
トップページから何処かをクリックして別のページにいく確率は
約20%といわれております。
10人がホームページに訪れたら2人しか次のページには行きません。残りの8人はトップページで離脱します。
つまり、自社が見せたいページ、もしくは成果に繋がるページが、トップページから遠ければ遠いほど、そこまで見てくれる人が少なくなってしまう確率が大きくなります。
最短での導線を確保できるようなホームページ構成がベストです!
4.費用をかけすぎている
ホームページでは、相場というのが分かりづらく、一体いくらが妥当な金額なのか?
こんな感じに思ってしまうかもしれません。
さらには、費用をかければかけるとほど良いホームページが出来て売り上げにもガンガン繋がる!!
なんという風に考えていると、私が以前に紹介した200万をかけて失敗した会社さんと同じような多額の金額だけ支払って何の効果も無いという、二の舞を踏むことになります。
一応参考までに、おおよその相場感をお伝えしておきます。
特別なシステムなどは入れずに会社のサービスや商品案内ぐらいのホームページとしての相場感になります。
・10万~20万前後:名刺代わりのような簡単なホームページに向いている
・40万~50万前後:ホームページの目的をとらえた制作
このぐらいの相場感になるかと思います。
つまり会社のサービスや商品案内ぐらいのホームページなら100万は超えることはほとんどありません。
むしろ、そのような見積を出された場合には、その内訳をしっかりと確認することが必要だと思います。
5.目的とずれている
5つの注意ポイントの中でも、私が最も注意しないといけないと思っているのが、この目的とずれている!です
ホームページを制作しようと、何かしらの目的が最初にあると思います。
「会社の売上に繋げたい!」
「名刺代わりの簡単なものでいい!」
「求人募集に活用したい!」
「会社のブランディング目的」
などなど、その会社さんによって求める目的は違うはずです。
しかし、いざホームページ制作会社と打ち合わせを繰り返していくうちに、コンテンツの提案されたり、デザインの提案をされたりをして「ここはもっとこうした方が良いかな~」
「ここの画像は省いて!」「もっと会社の●●●をアピールしたい!」などなどが、制作しているうちに、どんどん載せたいものなどが出てくるようになります。
ホームページ制作会社は基本的にお客様は会社さんです。
なので、会社さんのご要望は聞き入れて制作をする傾向が強くなるのですが、ここが注意しないといけないポイントです。
そもそも、会社さんのホームページは、その会社さんのお客さんになる人向けに制作をしないといけません。
にも拘わらず、会社さんの好みに合わせて制作をしても、全く伝わらないホームページになってしまう可能性も高く、本来の目的から遠くなってしまいます。
自社が気に入ったホームページ制作をするのは、もちろん必要ですが、ホームページ本来の目的を忘れて、自己満足を優先したホームページでは効果を得ることはありません。
まとめ
ホームページで会社の宣伝をするのは、当たり前の時代になってきました。
求人募集だって会社のホームページが有るか無いかだけで、人材確保にも差が出てきます。
ホームページを新たに制作して、わずか1か月で人材を確保できたクライアントさんもおります。
今まで、インディードやジモティやハローワークで長い期間、募集をかけていたけど、ホームページを公開したらすんなりと応募が舞い込んできた。
そのくらい会社のホームページは、何かしらの判断材料になっていると思います。
これからの宣伝ツールとして欠かせないホームページですが、制作会社の言いなりで決められた高額の費用や
自己満足で目的を見失ったホームページでは全く効果を得られないことになってしまいます。
是非、今回紹介した気を付けたほうがいい5つの注意ポイントを参考にして、これから成果が出るホームページ制作に役立ててください。
それではまた!