皆さんこんにちは。
私は普段からホームページ制作では、クライアントさんの意見は取り入れつつも、実はホームページを訪問している人がどう思ってもらえるか。つまりエンドユーザーにどう伝わるのか。
ここを重視して制作をしているので、クライアントさんの望むものと、エンドユーザーへの伝えかた。
この間の微妙なラインで制作を心がけています(笑)
これ自分で言うのもなんですが結構難しいんです・・・
クライアントさんの意見はもちろん取り入れるのですが、そこを100%取り入れてしまうと、エンドユーザーに全く伝わらない!
そんなところも出てくるんで、そこを上手くクライアントさんの意見を取り入れながら擦り合わせていくので、案件によっては私の神経が擦り減ります(笑)
これからホームページ制作を検討されているなら、いくつかポイントを抑えて判断していくことをおすすめします。
ホームページの作成・運用にはさまざまなポイントがあります。
今回は、ホームページ作成時のポイントとして、
①コンセプト・目的の設定方法
②ホームページの作成・運用方法
③コンテンツの内容・公開方法
これらを解説します。
公開前に運用後のイメージも固めてからホームページを作成することにより、ホームページの集客動向などを踏まえながら修正を加えるなどしてホームページの効果を少しずつ高めていくことができるので、ぜひ参考にしてください。
目次
ホームページ作成時の3つのポイントを徹底解説!
ホームページ作成時のコンセプトや目的の設定方法やそれぞれの概要について紹介します。せっかくホームページを作るなら、漠然としたものではなく具体的かつ明確なコンセプトを立てましょう。
売上アップ
営利企業である以上、「売上を伸ばししたい」という思いは当然です。重要なことは、ホームページで売上を上げる方法にはいくつかあるので、どのようなターゲットに対してどのような方法でどういった商品・サービスを販売するかということです。
従って、ホームページのコンセプトを設定として「売上のアップ」だけではやや不十分です。もちろん、「売上のアップ」は重要なポイントですが、この後に紹介する「集客の増加」「定期オーダーを増やす」「新奇顧客を増やす」などの具体策まで落とし込んでこそ、「売上のアップ」という目標をはかることができます。
集客増加
店舗や施設への集客の増加を促すことをホームページの目的とするには、以下の二点が重要です。
ホームページへのアクセス自体を増やすこと
SEO対策、SNS対策、インターネット広告、メルマガなどを活用し、一人でも多くのユーザーに情報を発信することが大切です。
イベントや特典を企画し、ホームページで魅力的に伝えること
店舗や施設にユーザーが来店したくなるように、期間限定のイベントを実施したり、来場プレゼントを企画したりします。ホームページでは、それらのイベントが魅力的に映るよう、ポップな雰囲気を押し出していくと良いでしょう。
知名度アップ・ブランディング
会社の知名度の向上や専門店としてのブランドを確立するためにホームページを活用する方法です。
ポイントとしては、顧客から自社に対して持ってほしいイメージのホームページデザインにすること(=ブランドイメージに合ったホームページ)、専門的な情報をブログ記事などで発信すること(=専門店としての権威を発揮すること)です。
定期オーダーを増やす
定期オーダーを増加させることができれば、毎月の売上の安定化はもちろんですが、スタッフの人員配置の安定化などのメリットもあります。
定期オーダーを増やすためには、商品自体の魅力を閲覧者の目線で訴えたうえで、定期オーダーの特典をアピールするLPが効果的です。
トップページにて商品の魅力を積極的に伝え、画面下にスクロールすればするほど特典やメリットが感じられるように、商品を購入した際の顧客のメリットを伝えていきましょう。また、最初から定期オーダーを増やそうとしても効果がなかなか現れにくい場合には、まずはサンプルや無料お試しセットを案内するなど、段階を経て定期オーダーを増やしていく手法もあります。
新規顧客を増やす
新奇顧客の増加を目指すには、初回限定の割引キャンペーンやお試しセット、無料説明会の開催、イベントの告知など、商品やサービスを利用したことがない方でも試してみたくなる情報を訴求すると良いでしょう。
また、「利用者の声」や「施工事例」などをトップページなどの目立つ位置に掲載することにより、自社サービスの成果をアピールすることも効果的です。
既存顧客の来店頻度を増やす
既存顧客の来店頻度を増やすためには、店舗公式アプリをつくって来店スタンプを実施したり、SNSなどを活用してリアルタイムの情報をきめ細やかに伝えたりするなどの情報発信が効果的です。
ホームページ上にSNSのタイムラインを設定すれば、TwitterやFacebookでの情報発信がリアルタイムに反映されるため、その日の状況を反映した特別サービスや限定商品などの案内などが顧客に届きやすくなります。
ホームページ作成時のポイント②ホームページの作成・運用方法を決定する
続いて、ホームページの作成・運用方法の決定について記載します。
予算やスタッフのITスキル、検索ニーズ、目的などを踏まえて、ホームページの作成方法について決定する
自社のスタッフや予算、ホームページに求めるものなどの状況を踏まえて、ホームページの作成方法を決定します。
デザイン性が高くSEO対策や売上アップの効果が万全のホームページを作るには、ホームページ制作会社へ依頼した方が近道になりますし、反対にできるだけ自社スタッフで知識を底上げしながらコンテンツを公開していくといった手法もあります。
社内のホームページ担当者を決める
中小企業の場合にはどうしても他の業務と兼任になってしまうことも多いですが、いずれにしてもホームページ担当者を設定しましょう。ホームページ作成時には、業者との打ち合わせ、コンセプトの設定、コンテンツの作成などの多くの業務が伴うので、担当者の設定が不可欠です。
さらにホームページ公開後も、ブログ記事などのコンテンツ作成やインターネット広告の出稿などにより価値を高めたり、アクセス数を増やしたりすることができるため、担当者を決めて継続的に運用していく姿勢が大切です。
ホームページの成果を計測し、改善ポイントを検討する
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを用いて、アクセス数やホームページへの流入経路、検索キーワードなどの分析をおこないましょう。そして、その結果を踏まえて、ホームページの改善点を明らかにして、対策を施していきましょう。
ホームページ作成時のポイント③コンテンツの内容・公開方法
ホームページのコンテンツの内容や公開方法について解説します。
閲覧者の求めているものをコンテンツの内容の核に!
基本的に、最も「価値が高い」とされるホームページは、閲覧者のニーズや疑問を解決できるホームページです。従って、顧客ニーズを知ること、解決する方法をホームページで解説することが大切です。
閲覧者の求めるものについては、「閲覧者が求める情報とは?ホームページコンテンツのつくり方」にて解説しているので、良かったら参考にしてください。
コンテンツ制作の担当者(外部業者)を決定する
上で解説した通り、コンテンツ制作の担当者を決定します(ホームページ制作会社やSEO業者の選定についても必要に応じておこなっていく)。
ホームページ担当者は、必要に応じてホームページの知識を学ぶことはもちろんですが、他にも以下のことについての知識を習得するとホームページの効果を高められます。
・自社商品やサービス
・競合他社の商品やサービス
・自社の業界の詳細やその動向
・顧客ニーズの推移
・SEOの基本知識や動向
・インターネット関連の新たなサービス、ツール
どのスタッフを担当者に設定するか迷った際に間違いなく言えることは、日ごろから情報収集に積極的で学習意欲の高いスタッフはホームページ担当者に適している、ということです。
コンテンツの更新頻度やボリューム・予算などを決める
ホームページの方向性や内容のめどがついたら、どの程度のボリュームのコンテンツ(ブログの文字数など)をどの程度の頻度で実施していくべきかについて決定しましょう。また、広告やコンテンツ作成業者に依頼することを想定して、運用の費用を決めておくことも重要です。
あらかじめ更新頻度や予算を決めておくことで、ホームページ担当者のスケジュールや作業ボリュームのめどもつけやすくなり、計画的にホームページ作成業務をおこなうことができます。
まとめ
ホームページの作成・運用の方法を3点紹介しました。
一つひとつのポイントを具体的に検討し、自社の状況に当てはめていくことで、効果の高いホームページを継続的に運用していくことができます。また、方針を明確にすることによりホームページ担当者もやるべきことが明確になり、新たな施策を立てやすくなります。
売上アップや自社の知名度アップなどの目的を達成するために、一つひとつ実践していきましょう。