皆さんこんにちは。
ホームページが無い企業にはいくつかのデメリットがありますが、大きなデメリットの一つは採用活動に支障をきたす可能性がある点です。
これ逆の立場で考えてみれば分かると思いますが、もしも仮に自分が転職をしようと考えていて、転職先として検討している会社があるとしたら、その会社がどんな会社なのか調べますよね。
その調べる方法として、皆さんであればどんなことをしますか?
直接会社に潜入する?
いやいやそんなことしませんよね(笑)
今やネットで検索すれば、なんでも気軽に調べるられる時代ですので、大半の方がまずネットで検索をすると思います。
リクナビやリクルートなどの転職サイトには、ある程度の会社情報は記載されている場合はありますが、ありきたりな情報ばかりで、その会社がどんな雰囲気の会社で、経営方針やスタッフ達との関係や仕事内容はどんなものなのか。といった詳細は記載されていません。
つまり、転職先のホームページがなかったりすると、求職者は当たり前の情報でしか判断することができません。
企業が求職者に伝えるべき情報の発信の場がないこと、求職者が知りたいと願っている情報の入手手段がないことなどから、求人案件の応募者が減ってしまったり、有望な求職者を他社に盗られてしまったりする可能性があります。
今回は、採用という観点からホームページの利便性や有効性について解説します。
目次
ホームページが無い会社は求職者の志望動機に影響⁉人が集まらない?
ホームページが無い会社は、求人の際に不利になってしまう可能性があると考えられます。その理由について3点紹介します。
「ブラック企業」だと思われてしまう可能性がある
ホームページを持たない会社は、一般的に「ブラック企業」「詐欺会社」などのネガティブなイメージを持たれることがあります。大半の企業はホームページを持っているため、(なぜ、この会社はホームページを持っていないなんだろう?)と不思議がられてしまうためです。
「ブラック企業かもしれない」という不安・懸念を抱かれてしまうと、正社員はもちろん、アルバイトスタッフを採用するのも難しくなってしまいます。
情報がないため、求職者の入社意思が高まらない
求職者は、仕事内容や働き甲斐、就労環境などの多くをホームページの情報から判断します。そのホームページが無いということは、求職者が会社や仕事について知るための情報が圧倒的に少ないということを意味します。
その結果、求職者の入社意思が高まりにくくなってしまいます。
志望理由や適性のマッチングが困難になってしまう
人材を採用できた場合でも、適性のマッチングが難しくなってしまうことがあります。仕事内容に関する情報が不足した状況で入社をけってした求職者は、面接の場で慎重に採用活動をおこなったとしても、社風やスキルが会社とうまくマッチングしていない可能性があります。
結果的に、入社後すぐに退職してしまったり、期待通りの働きをしてくれなかったりするなどのミスマッチを生んでしまうことがあります。
ホームページを持たないことが求職者の不信感を抱く理由
ホームページを持たないことが求職者の不信感を抱く理由について解説します。
「企業=ホームページがある」という先入観があるため
一般消費者は、企業の情報を確認する際にホームページをチェックすることが当たり前になっています。全国の企業のうち9割がホームページを持っていることから、一般的に「企業はホームページを必ず持っている」という認識があります。
「あって当たり前」のホームページが無い、ということから信頼性の低い会社だと誤解されてしまいます。
ホームページを作る予算や余裕がないのではないかと不安になるため
ホームページを作成・運用するのはかなり低価格から実現することも可能です。一般消費者は、ホームページ制作費用まで把握しているわけではありませんが、一般的にホームページの制作費用がそれほど高額でないことは理解しています。
(他の大半の企業がホームページを持っているにもかかわらず、あえてホームページを作らないのは、よほど予算に余裕がないのではないか)という疑問を抱かれてしまう可能性があります。
疑問を解消するための情報収集を仕入れる手段がないため
ホームページを持たないということは、情報発信の手段がかなり制限されてしまうことを意味します。例えば、事情があってWebサイトの公開をしていない場合などでもウェブ上で情報を発信していなければ消費者に伝わることはありませんん。
不信感や不安を感じられてしまった時、それを解消する手段がほとんどない、ということもホームページを持たないことの大きなデメリットです。
予算や状況に応じたホームページを作成することは可能!
実際に、ホームページを作る費用や手間がなかなか捻出できないという企業も珍しくないと思います。しかし、特に採用という観点では、費用をかけてホームページを作成しなくても効果的なサイトを作成することができます。
知識やノウハウ・予算がなくても、状況に応じてホームページを作れる!
知識やノウハウ、予算が無くても、近年では無料で視覚的にホームページが作成できるツールやアプリが登場しています。代表的な物としては、KDDIが運営する「Jimdo」やリクルートが運営する「ジョイオブLite」です。
両者はいずれも無料で利用することができ、パーツを組み合わせて文字情報を入力したりすることで簡単にホームページを作成することができます。
集客力のあるWebサイトを作成したい場合には、やや不向きではありますが、就職採用に特化したページであると割り切って使用することができればとても便利です。
あるいは、若干費用をねん出できる場合には、安価で請け負っているホームページ制作会社に依頼をするのも効果的です。最安で数万円~、最低限のSEO対策を実施したい企業においては20万円程度~の価格帯で効果的なホームページを作成することができます。
※ジョイオブLite
リクルートが同社の採用ノウハウを詰め込んで無料で展開する就職活動特化型のWebサイトです。Indeedとの連携が可能で、採用専用サイトとして非常に優れています。
※現状ホームページを持たない会社が対策をする際には、これらの値段があまりかからない方法でまずウェブサイトを公開する方法を検討されることをおすすめします(パンフレットやチラシを作って情報を公開する方法もありますが、小ロットからの依頼は通常できないのでホームページを作るよりも手間や費用が掛かってしまいます)。
ホームページを作成することで、Indeedにも登録される
Jimdoなどの無料ホームページ作成ツールを使用した場合であれ、ホームページ制作業者に依頼して作ったホームページであれ、自社のWebサイトは求人に特化した検索エンジンIndeedにインデックスされます。
Indeedは、世界で2,000万人のユーザーが求人情報を検索しているので、情報の訴求力が大きく異なりあます。つまり、Indeedにインデックスされれば、自社のWebサイトにSEO対策を実施しなくてSEO対策に強いIndeedと連携させることにより多くの求職者に閲覧される可能性が増えます。
ホームページを更新せずに放置している企業も要注意!
ホームページはあるものの、何年も前に作ったホームページを更新せずにそのまま放置している企業も要注意です。
何年も放置されたホームページはデザインが「いかにも古い」という印象を与えてしまいがちだからです。時には、情報がすでに時代遅れになっていることもあります(例えば、最新として紹介されている商品がすでに最新ではないどころか廃番の商品である場合など)。
そのような「古い」サイトは、ホームページが無い場合と同様、求職者や見込み顧客や不信感や不安を抱かれてしまう原因になります。
まとめ
ホームページを持たないとことは、2019年現在大きなデメリットが生辞させてしまう可能性があります7。ホームページを持たないことが採用に直結してしまう原因は、求職者が知りたい情報を調べられなかったり、会社が伝えたい情報を発信できなかったりして志望動機を固めにくいことが大きな要因です。
こうした不都合を解消するための有効策は、予算内で作成できるホームページを作成することです。ホームページを作成したら、Indeedなどの求人特化型検索エンジンにインデックスされることにより広く効果的に求人情報を訴求することができます。
いずれにしても、まずは自社のWebサイトを持つことが重要になります。