ホームページ作成時に必ず気を付けたいポイント10選

皆さんこんにちは。

これからホームページを作成するなら、あらかじめ注意しておきたいポイントがいくつかあります。

これらのポイントを意識しないと、せっかくホームページを作っても見込み顧客に閲覧してもらえなかったり、顧客にストレスを与えてしまったりして集客につなげることができなくなってしまいます。

今回は、ホームページ作成時に必ず気を付けたい10のポイントを案内します。

目次

ホームページ作成時に必ず気を付けたいポイント10選

ホームページのコンテンツとは情報の中身のことです。具体的には、文章(=テキスト)や画像、動画などがコンテンツにあたります。ホームページ作成時のコンテンツに関して気を付けたいこと4点をまずは紹介いたします。

ポイント①運営者情報を記載すること

企業や店舗のホームページは必ず運営者情報を記載しましょう。運営者情報が記載されていないホームページは閲覧者から信頼を得られません。また、リスティング広告などのインターネット広告の中には、運営者情報が記載されていないと、広告出稿できないこともあります。

ポイント②最新の正確な情報が記載されていること!

商品情報やブログ記事については、最新の正確な情報を記載するように徹底しましょう。

検索エンジンのGoogleは「ユーザーファースト」の理念を掲げているため、不正確な情報を公開しているサイトに関しては低評価が下され、検索した時の順位が下がってしまう要因になってしまいます(=新規顧客がホームページを見つけてもらいにくくなります)。

情報の正確性に関しては、例えば、健康や医療に関するホームページについては、医師や看護師、栄養士、大学の教授などが直接執筆したり監修したりしたサイトが高く評価されるなど、今、情報の信頼性が非常に重視されています。

細かな部分では、文章の誤字・脱字なども低評価の要因になります。

ポイント③検索エンジンからのペナルティーを受けるコンテンツになっていないこと

検索エンジンは、読者のニーズを満たすサイトを高く評価する一方で、読者のニーズを満たしていないにもかかわらずSEOのテクニックなどを過度に駆使して検索結果上位表示を試みるホームページに対してはペナルティーを科すことがあります。

過度なSEOとは、例えばコンテンツ内に無理やりキーワードを詰め込んだり、SEO対策としてリンクをむやみやたらに設定したりするなどの行為です。

検索エンジンからペナルティーを受けてしまうと、ペナルティーの要因が改善されるまで検索順位が意図的に下げられたり、検索しても全く検索結果に表示されなくなってしまったりするため、ペナルティーの要因は必ず排除しましょう。

ポイント④他社のサイトよりも充実した内容になっていること

検索結果の順位については相対的なものなので、正確かつ専門性の高いコンテンツを公開しても、他社ホームページがさらに充実した内容のコンテンツを公開している場合には負けてしまいます。検索順位は上位であればあるほどクリック率が高まるデータが出ているので、情報量や正確性でライバルに負けないことを意識してコンテンツを作成しましょう。

※検索順位とクリック率(Internet Marketing Ninjas 2017年調査)

1位:21.12%

2位:10.65%

3位:7.57%

4位:4.66%

5位:3.42%

6位:2.56%

7位:2.69%

8位:1.74%

9位:1.74%

10位:1.64%

ホームページのデザインにおける注意点3点!

ホームページのデザインにおける注意点を3点紹介します。

ポイント⑤デザインが時代遅れになっていないか?

ホームページのデザインは、時代とともに流行があります。中小企業の場合には特にホームページのリニューアルの機会はそれほど頻繁にはないと思いますが、それでも10年前のデザインをそのまま使用し続けているとやはり閲覧した際に違和感を持たれてしまうものです。

常に最新のデザインである必要はありませんが、ふるいデザインであることが明白な場合には顧客からの信用低下にもつながります。

自社のホームページを毎日見ていると違和感に気が付きにくくなるので、ホームページ制作会社や知人などにアドバイスを求めたり、印象を聞いたりして自然なデザインのホームページになるようにしましょう。

ポイント⑥デザインが崩れていないか?

ホームページの設計ミスや仕組みの変更などにより、デザインが崩れてしまい読めなくなってしまうことがあります。

特に注意したいのは、スマホやタブレット端末で閲覧した際にうまく表示されているか否かです。インターネットユーザーの過半数はスマホユーザーなので、スマホに対応していないサイトはユーザーからも検索エンジンからも低い評価を受けてしまいいます。

ポイント⑦ホームページの文字サイズや配色は見やすいか?

ホームページを公開した後は、文字サイズや背景色、文字色がみやすく作られているか否かのチェックをしましょう。実際にご自身で、ホームページにアクセスして読みやすく作られているか否かを確認する方法が確実です。

ホームページの機能に関する注意点3点!

最後にホームページの機能に関する注意点を3点紹介します。

ポイント⑧プログラムが正常に作動しているか否か?

ホームページを正しく表示させたり、ホームページに動きをつけたりするために、プログラムを組み込む場合があります。しかし、プログラムの更新やホームページの機能の追加、ホームページの書き換えなどによりプログラムにエラーが生じてしまい、うまく作動しなくなってしまうことがあります。

ホームページが意図した通りに機能しているか否かについても、ホームページを実際に閲覧して動きを確認しましょう。

ポイント⑨問い合わせフォームや予約ボタンが設置されているか?

見込み顧客を、コンバージョン(商品の購入やお問い合わせ、資料請求などホームページの最終目標を達成すること)に導くには、お問い合わせフォームや予約ボタン・購入ボタンの設置が有効です。

ボタンの設置についても注意したいのがスマホ対応です。スマホの場合はPCと比べて画面が小さいので、画面上に複数のボタンを設置する場合に、隣のボタンとの距離が近すぎるとうまく選択できずにユーザーにストレスを与えてしまう場合があります。

フォームやボタンの設置をするのはもちろんですが、ボタン同士の距離を適正に保ち、ストレスのないサイト設計を心がけましょう。

ポイント⑩ホームページの表示速度が速いか?

ホームページの表示速度とは、urlを入力してから画面が表示されるまでの時間のことです。Googleの発表によると、ホームページの表示までに3秒以上かかってしまう場合、53%ものユーザーが離脱してしまうということです。

表示速度は、コンテンツの量や重さ、組み込まれているプログラム、ホームページの書き方などによって速さが決まりますが、表示されるまでに時間がかかってしまう場合は改善が必要です。

技術的な内容になるため、改善したい方はホームページ制作会社に依頼すると良いでしょう。

まとめ

ホームページを作成する際の注意点を、コンテンツ、デザイン、機能の3つの項目別に合計10点紹介しました。

ホームページはマイナス要因があると評価が下がってしまい、ユーザーが離反してしまったり、購入に結びつかなかったりしてしまう要因になってしまいます。また、多くのユーザーをホームページに呼び込むために重要なSEOの観点でもマイナスの要因になってしまいます。

売上や集客につながるホームページ作りには、マイナスの要因を徹底的に排除し、なおかつ専門性の高い正確な情報を網羅することが重要です。逆に言えば、これらの注意点を意識しながらホームページを作成・運用していけば、集客力が高く顧客から支持されるホームページになるでしょう。