意味のあるホームページにするためにはコンセプト・目的が重要!

皆さんこんにちは。

多くの企業や団体でホームページを運用されていますが、ホームページを運用する意味を考えられたことはありますか?

例えば、デザイン性に優れた「かっこいい」ホームページを作成できたとしても、しっかりした目的を持って作られたホームページでなければあまり意味がありません。もし(ホームページの目的など考えたことが無かった)と思われる場合には、この記事を機にホームページに明確な意味を持たせることを考えてみましょう。

今回の記事では、ホームページの意味について考え、目的を実現するために必要なことについて紹介します。

目次

意味のあるホームページにするためにはコンセプト・目的が重要!

まずは、ホームページを持つ意味について考え、どのような意味を持たせるべきかについて考えてみましょう。

ホームページは目的を持って運用しなければ意味がない!

企業や店舗のホームページは、目的もなくただ作成しても意味がありません。どんなに見栄えが良かったとしても、目に見える効果(売上のアップや業務の改善など)の成果は見られないでしょう。

もし、現在運用中のホームページが「なんとなく作った」「気に入ったデザインだったから作成した」といった意味であれば、効果を出すためには目的(意味)のあるホームページになるように改善を試みるようにしましょう。

ホームページを作って運用する意味

具体的にホームページには、どのような意味を持たせればよいでしょうか?目的とすべきことについて解説します。

売上のアップ

営利団体である以上は、やはり売上のアップは外せない目標です。売上アップのためには、自社のホームページへのアクセスを増やすこと、商品やサービスを魅力的に伝えることが重要です。例えるならホームページが1人の営業マンとして活躍してくれるようなイメージです。

会社の信頼性・認知度のアップ

会社の信頼性や認知度のアップのためにもホームページは非常に有効です。

例えば、建築会社であれば施工実績を掲載する、歯科医であれば歯に関する最新のニュース・情報を発信するなど、専門性や自社サービスをアピールすることにより、信頼性・認知度を高めることができます。

あるいは、上位団体(歯科医の場合は歯科学会や出身大学の歯学団体など)にリンクを張ってもらうことにより、信頼性を高める方法もあります。

信頼性・認知度のアップの目的は、いわばホームページに人事・総務の役割を持たせるといえます。

受注や問い合わせの窓口として

顧客からの受注や問い合わせの窓口としてホームページを活用する方法もあります。ホームページから注文や問い合わせは、顧客側にとっても心理的なハードルが低いというメリットがあります。

また、ホームページからの受注や問い合わせは、スタッフの処理が楽な点も大きなメリットです。例えば、電話やはがきの注文の場合には、内容のメモや問い合わせ内容のデータベース化を別途おこなうケースが大半ですが、ホームページからの問い合わせの場合はそのままデータとして取り込むことができます。

受注や問い合わせの窓口としての活用は、いわばホームページに事務スタッフの役割を担当させるような意味合いになります。

ホームページの意味がないと感じる=ホームページが機能していない

目的を持ってホームページを作成したつもりでもこれらの効果が実感できていない場合、ホームページが意図舌通りに機能していない可能性が高いです。その場合、ホームページはやはり意味を持っていないため、やはり改善が必要です。

ホームページを機能させるために必要なこと

ホームページを機能させるために必要なことについて解説します。

必要なコンテンツを用意する

売上アップや信頼性向上につなげるためには、情報の発信が不可欠です。

例えば会社概要しか掲載されてないようなホームページも多くみられますが、ホームページから売上を増やし、顧客の信頼を得るためには、正確かつ専門的なコンテンツ(情報)を多く発信しましょう。

多くの人に見てもらう

伝えたいメッセージを網羅したホームページを作成しても、閲覧されなければ全く意味がありません。ホームページを見てもらうための方法としてはさまざまな手法があります。

SEO対策

SEO対策とは、Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードで検索した際に、検索結果上位表示を実現するための手法です。

検索順位は、検索エンジンのロボットが独自のルールによって全てのホームページを評価して決定づけていますが、特に強く意識しておきたいSEOの大原則は「ユーザーファースト」です。

ユーザーファーストとは、「検索ユーザー第一」を意味し、検索ユーザーのニーズを満たし、悩みを解決できるホームページを高く評価するという意味です。つまり、見込み顧客や常連顧客など、ホームページを閲覧するユーザーが知りたがっている情報を網羅することが重要だということです。

その他のSEO手法としては、検索エンジンのロボットが読み取りやすいサイト構成にしたり、過度なSEO対策などの評価を下げる要因を排除したりするなどの方法があります。これらの方法は専門的な内容になるため、SEO業者やホームページ制作業者に相談のうえ、実施すべきか否か判断をした方が良いでしょう。

Web広告

Web広告は、インターネットの広告スペースに自社のWebサイトのバナーや広告文を表示させる手法です。Web広告は、「広告を表示させる対象の相手を細かく選べる(年齢・性別・地域など)」「広告がクリックされた時に初めて課金されるクリック課金型と固定の金額で一定期間表示させるディスプレイ型広告が選べる」「少ない単価からでも広告を出稿できる」などのメリットがあります。

その他集客対策

例えば、アプリを作成してクーポンを配布したり、SNSと連携させてファンを増やしたりするなどの集客対策を取ることができます。

ホームページに必要な機能を搭載する

ホームページをより受付の窓口として便利に活用してもらうためには、機能を搭載すると効果的です。具体的には以下の機能です。

お問い合わせフォーム/ご注文フォーム

お問い合わせフォームやご注文フォームを設けておくと、商品やサービスについて少し関心を持ってくれたユーザーから問い合わせが入りやすくなり、結果的に受注につながりやすくなります。

在庫確認ボタン

ホームページ上で在庫確認ができるようにしておくと、「商品を確実に購入したい」というニーズを満たすことができ、受注の確率が高まります。

ホームページの重要性を高めるためのポイント

ホームページの重要性を高めるためのポイントを3点紹介します。

ホームページはデザインよりも機能や使い勝手が重要

ホームページにおいて、重要なのは見栄えやデザインよりも機能性です。売上の増加やスタッフの手間の軽減などに結びついてこそ、費用をかけてホームページを作った意味があるといえます。

多くのユーザーに見られるページをするためには、継続的な対応が必要

多くのページに見られるページであり続けるためには、ホームページは継続的な対応が必要です。例えば、検索結果上位表示のSEOに関していえば、検索順位を決定づけるルールがしばしば大幅に変更されます。

多くのユーザーのためにはスマホ対策が重要

インターネット=パソコン、という認識が強いかもしれませんが、すでにスマホユーザーがインターネットユーザーの過半数を占めています。従って、ユーザーの利便性はもちろん、ユーザーファーストの原則でルール付けをしているSEOにおいてもスマホ対応は必須です。

スマホ対応とは、スマホで閲覧した際にもページの情報を読みやすくするための施策のことを指し、文字化け・プログラムが作動しない・デザインが崩れる、などの症状が現れないようにするための対策のことを指します。

まとめ

ホームページを作成する場合には、デザインや見栄えも大事ですがそれ以上に重要なことはホームページを運用する意味を明確にし、その目的を果たせるホームページを作成することです。

大半の企業にとって、ホームページを運用する目的は①売上のアップ②ブランディング③業務の効率化の3点に集約されることでしょう。