ホームページの放置は自分が思っている以上に損をしている

自社のホームページ、作りっぱなしで放置していませんか?

今、少し「ドキッ」とした方はこの記事を最後まで読んで、放置状態を改善しましょう。
ホームページを長期間更新せず、数年間放置してしまっている状態というのは珍しいことではありません。しかし、ホームページを更新せずに放置しておくことはとても危険であり、自社にとって不利益になることがとても多いのです。
本記事では、ホームページを放置してしまうことの危険性やデメリット、それに対する対策方法について解説します。

目次

ホームページは放置してしまいがち

ホームページの放置デメリット

自社ホームページを作ったのはいいけれど、実際にどのような更新すれば良いのかわからない(もしくはコンテンツがない)状態だと、放置してしまいがちです。
まずは、よくある「放置してしまいがち」な環境やなぜ放置することは危険なのかについて解説します。

更新できる人がいない・ネタがない・時間が取れない

ホームページの更新には、人・ネタ・時間が必要です。特に「人」がいなければそもそもが始まりません。多くの企業にはweb担当者がいるため、更新に割く時間やネタも自然と考えることができますが、そこに人が割けない企業はかなり厳しいのではないでしょうか。
もし、自社のウェブ担当者が決まっていないならば、まずは決めるようにしましょう。決まっているけれど時間がない時は、決まった時間を割けるよう業務整理をすることをお勧めします。
それほど、ホームページを放置しておくことは危険性が高いのです。

放置すること=危険性がとても高い

ここまで「ホームページを放置しておくと危険」とお伝えすることには、理由があります。まず、セキュリティ面の問題です。多くのホームページではセキュリティ対策を万全にしていますが、古い状態のままだとすればSSL化などが行われておらず、第三者から顧客情報を盗まれてしまう可能性もあるのです。
そして、企業としての危険性も多く含まれています。この危険性については後ほど詳しく解説しますが、企業自体の信用度が下がってしまったり、会社としての機会損失になってしまうのです。

具体的にどのようなことが危険なのか

ホームページの放置デメリット

ここからは、ホームページを放置しておくことの危険性やデメリットについて、具体的にどういったことがあるのかを解説していきます。
どれも企業にとって大きなダメージとなるものばかりですので、自社の現状と合わせてお読みください。そして、自社に当てはまるものがあれば改善していくことを強くオススメします。

企業の信用度が下がってしまう

ホームページが放置されているということは、そこに掲載されている情報やコンテンツは古い情報ということになります。情報の古さは、来訪者やユーザーに不安を抱かせることになります。多くの人は企業のことについての情報を得たいと思ったとき、ホームページを閲覧します。その時に見た情報の新しさやホームページの状態だけで、企業のイメージは決まると言っても過言ではありません。
企業のイメージが悪くなると、それは信用度の低下にも繋がります。それだけ、ホームページを放置しておくことは危険なのです。

機会損失になってしまう

ホームページの情報が古いままだと、企業の信用度が低下してしまいます。そうなると、実際に商品購入やサービス利用を検討しているユーザーは同業他社に流れてしまう可能性があるのです。現代はWebによる集客が重要視されているため、特に機会損失に繋がりやすいと言えるでしょう。
ホームページは会社の顔であり、営業ツールです。場合によっては24時間営業の店舗にもなり得ます。古びた、少し寂れたような店舗よりも新しく綺麗な店舗に訪れたいと思う人が多いように、ホームページも同様の心理が働くと考えてよいのではないでしょうか。

検索順位が下がる

ホームページの情報が新しいものではない、更新頻度が少ないと判断された場合には、Google検索による検索順位が下がる恐れがあります。情報が古く、多くのユーザーにとって適切ではないと判断されるためです。
Googleは、「ユーザーファースト」を重視します。どれだけ多くの人に有益な情報を発信できているかがポイントなのです。検索結果の上位に表示されることはただでさえ難しいですから、更新していないホームページの順位はどんどん下がってしまいます。

放置しないためにできることとは?

ホームページ放置しないポイント

ホームページを更新せずに放置してしまうことによる危険性やデメリットは十分お分かりいただけたと思います。では、実際に放置せずに更新を行える状態にするためにはどうすればよいのでしょうか。
上記でも書いていますが、担当者を決めることは何よりも最初にやるべきことです。そして、担当者が決まった上でやっていくべきこと、更新のハードルを下げる方法についてここから解説していきます。

情報更新を習慣化する

企業によっては、「そもそも情報発信のコンテンツがない」「ホームページを更新しようがない」という声があるかもしれません。しかし、どんな些細なことでも構いませんから情報を更新することで「ホームページの更新を習慣化」することが大切です。
例えば、週に一回の「現場の一言」や「社長の一言」、制作実績や会社のイベントスケジュールでも良いのです。「定期的に情報更新をする」ことが何より重要であることを覚えておいてください。

CMS(WordPress)を活用する

多くのホームページではWordPressなどのCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入しており、自社での更新がやりやすくなっています。もし、自社のホームページにCMSが入っていない場合には、リニューアルするつもりでCMSを導入してもよいのではないでしょうか。
CMSを導入すれば、慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが更新はとても楽になりますし、代行業者に依頼するよりもコストを抑えることができます。
CMS導入については費用がかかることにマイナスイメージを感じるかもしれませんが、ホームページの運営費は水道光熱費と同じように必要経費と考えましょう。それだけ、企業にとってホームページは重要なものなのです。

更新の目的を明確にする

ホームページの更新は、「更新する目的」がなければ難しいものです。最初は実績や情報更新から始めたとしても、どんどん「更新するもの」が必要になってきます。そういった場合には「コンテンツ制作」がオススメです。
自社だからこそ発信できるものがあるはずですし、そういった情報は世の中に必ずニーズが存在します。そのコンテンツをきっかけに問い合わせが増えたり売り上げになったりすることにもつながることがあるため、検討しましょう。

まとめ

ホームページ放置まとめ

今回の記事では、ホームページを更新せずに放置しておくことの危険性についてお伝えしてきました。
ホームページに関しては、作成や更新に多額な費用がかかることもあるため、企業として重要度が低いと放置されがちです。ですが、それが企業の不利益になることがあります。
もし、自社のホームページが放置されているままなのであれば、今すぐにでも更新するようにしましょう。
ホームページの更新などが習慣化されていない会社であれば、業務として時間を割くことが難しいかもしれません。ですが、全社の課題であることを認識し、時間とコストをかけるだけの価値があることですから、腰を据えて取り組むことをオススメします。
ぜひ、ホームページを最新の状態にして活用していきましょう。