ホームページは会社の顔!コーポレートサイトを持たないデメリットとは?

今回の記事では、企業のホームページを作らなければならない理由がイマイチわからない方や、コーポレートサイトのリニューアル担当になったものの上層部の説得がなかなかできずに困っている方に向けた記事となっています。

今や「持っていて当然」と言っても過言ではない会社のホームページですが、なぜ、会社のホームページが必要なのかを整理して、「ホームページを持たないこと」のデメリットを解説していきますので

これから自社のホームページを作ろうかどうか迷っている企業さんへの判断材料として参考にしていただければと思います。

目次

企業にとってホームページとは

インターネットで「企業にとってホームページとは?」と検索すると、大体の情報の中には「会社の顔」だとか「企業にとって(インターネット上の)名刺がわり」などと言われていることが多いのではないでしょうか。

ホームページは、ランディングページ(LP)と違い、ホームページを見る人を各コンテンツへと誘導していくことで商品や働く人、企業そのものに関する情報などを提供することで、顧客の購買意欲や取引先の信用を得ていくための重要なツールです。

特に、ホームページの内容を常に最新のものにしたりコンテンツを充実させておくことで、自社に優秀な人材を採用するためのきっかけにもなります。
学生が就活をするとき、まずはインターネットやSNSを活用して会社のホームページを閲覧します。その際、ホームページが長期間更新されていなかったり、デザインが古いままでは会社自在の存在を疑われてしまうこともあります。さらに、ホームページがない会社は就活の対象にすらならないこともあるのです。

また、ホームページの構成の仕方によっては、ホームページ自体が営業としての機能や受付としての機能を発揮してくれることもありますので、無駄なコストが削減されることも考えられます。
ホームページの役割や存在意義は常に変化しており、これからはオフィスやお店にいくことなく、ホームページを閲覧することで会社や商品の詳しい情報、買い物も済ませることができます。これからは、洋服の試着やオーダーメイド製品の制作等含め様々なモノやコトやホームページを中心としてネット環境で完結する時代が来ています。

そんな時代を迎えるからこそ、企業にはホームページが必要不可欠と言えます。

ホームページを持たないことのデメリット

 

企業がホームページを持たないことによるメリットとデメリットは様々ありますが、ここからは「ホームページを持たないことのデメリット」を考えてみましょう。
今回は、世の中がデジタル化・オンライン化していくことを意識して、3つのデメリットを紹介したいと思います。

オンライン中心の世の中に対応できなくなる

日々デジタル化やオンライン化が進む世の中で、オフラインによる活動はどんどんと減っていくことが予想されます。

そんな中で、ホームページのない会社は一般消費者や他事業者への情報発信が遅れたりできなかったりする状態になります。これからはオンラインとオフラインの関係性が逆転すると言われており、オンライン中心で物事がやりとりされ、オフラインでの交流などは稀になることは十分に考えられます。

また、ホームページがあれば営業範囲は国内だけでなく国外にも広がります。世界に情報発信を行うことで、思いがけない大きな受注を得ることができたり協力関係が出来上がることもあるでしょう。

そういったことからも、紙媒体のパンフレットや直接の訪問営業がどんどん不要になっていき、ホームページに営業コンテンツや商品の詳細情報等を掲載しておくことが当たり前になっていくことが予想できます。

そうなると、ホームページを持たないことによるデメリットを直接受けてしまうことになりかねません。

機会損失してしまうことが増える

ホームページは、ただ会社の情報を発信するだけのものではありません。営業スタッフの代わりや電話等の受付代行をしてくれるツールにもなり得ます。

営業や受付に人員を割くことでかかっていたコストや不要な業務をなくすことで、本来の人にしかできないことを任せることができるようになり、明確な業務分担を行うことができるようになります。このことにより、これまでに発生していた機会損失を防ぎ新たな顧客開拓や利益アップにつながります。

機会損失は、利益向上だけでなく人材確保の面からも考えられます。就職や転職活動をするにあたり、「企業研究」などを行われることがほとんどです。その際には一番初めにインターネットで会社のホームページを検索することが基本となります。

このとき、会社のホームページがなければエントリーをする対象にすらなりません。
今や、ホームページ自体が企業が世の中から信頼を得るための基本的なものであり、不可欠なものと言っても過言ではないのです。

現在ではホームページを持つことが当たり前と言われていますが、それでも「わざわざホームページを持たなくても…」という声もチラホラ聞かれます。

ですが、ホームページがない企業はそもそも社会的な信用を得られる可能性が低くなり、社会に認識すらされにくくなってきています。

不要なコストがかかってしまうこともある

ホームページは制作に莫大なコストがかかることがあり、維持費もそれなりにかかってしまいます。

ですが、それ以上にホームページがないことで不要なコストが発生することもあるのです。

例えば、ホームページがないことによって営業はDMやチラシ、直接訪問等に限られます。相手からの資料請求があればパンフレットを用意して郵送や持っていかなければなりません。

パンフレット等の資料も、ありとあらゆる情報を載せなければならなくなるため、パンフレット自体のページ数が増えてしまい、定期的にパンフレットを更新しなければならないことからデザイン費や印刷費が定期的にかかります。

これらのことは、ホームページを持っていることで解決する課題ばかりです。

ホームページを持たないことのメリット

ここまで、「ホームページを持たないこと」によるデメリットやマイナス面を中心に説明してきましたが、「ホームページを持たないこと」のメリットにも触れておきましょう。

メリットとデメリットを理解した上で、ホームページを持つか持たないかを判断するきっかけにしていただきたいと思います。

費用がかからない

ホームページを制作したりリニューアルしたりする場合には、安くないコストがかかることになります。規模によりますが、大規模な場合にはデザインからコーディングの費用までの総額は数百万円かかることは珍しくありません。

その費用に対して、ホームページが短期的な利益等をもたらすことが確約されているわけではありませんから、抵抗感を感じる方もおられることでしょう。

企業の現状やそこまでお金がかけられないのではあれば、ホームページを持たない方が良いかもしれません。

運営と情報管理に人手が必要

ホームページは作ったら終わりというわけではありません。更新や保守などをすることが必要になりますから、運営スタッフ等を配置することが必要になります。

運営スタッフは知識やスキル、ウェブに対するリテラシーが必要になりますから負担がかかることになります。

例えば、ホームページを運営するにあたり、人材採用や商品販売をホームページで行うことになると、顧客や採用に関する情報管理が必要になります。主に個人情報の管理になりますが、それだけでなく運営管理をするスタッフに情報セキュリティの知識が求められるのです。

さらに、ホームページを見る人が自社のことや商品を理解することが必要になりますから、コンテンツの企画等をしなければなりません。会社によっては人手が足りない上にさらに負担をかけることになりますから、ホームページがなければこのような人材を割く必要はありません。

ここまで、ホームページを持たないことのメリットをご紹介しました。ですが、これらの「持たないことのメリット」があったとしても、先ほど説明したようなデメリットがあります。

まとめ

これからの時代に企業経営を続けていくためには、オンラインを徹底的に活用していくことが必要です。

また、オフラインでのやりとりに特別感を感じるような時代になっていきますから、ホームページは欠かせない存在なのです。

ホームページを持っていない方、長い間更新していない企業のホームページ担当者のかた、ぜひ一度ホームページのデザインから運用方法に至るまで見直していただき、これからの新しい時代のホームページの必要性等を見出していただければと思います。