みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
会社ホームページでの目的のほとんどが「集客」
これを目的としている会社さんが圧倒的に多いと思います。
もちろん、このホームページも集客目的です(笑)
ホームページを1人でも多くの人に見てもらい「売上UP」「来店促進」「求人募集」などに繋げていると思いますが、これだけにしておくのは少し勿体ないかと思います。
せっかくパソコンやスマホで気軽に見れるホームページという便利なツールがあるので、それを「集客」だけではなく、自社の業務改善にも繋げられる利用方法があります。
今回はそんな自社の業務改善にも使えるホームページの利用方法を実際の活用方法も含めてご紹介していきますので参考にしてください。
目次
ホームページは集客だけじゃない!業務改善に繋がる3つの活用法
ホームページではネットが繋がれば、どこでも誰でも観覧できるという最大のメリットがありますので集客だけにしておくのは勿体ないんです。
私が実際にホームページを活用してクライアントさんの業務改善にもつながった、3つをご紹介します。
その1、予約システムの導入
その2、多国語システムの導入
その3、社内教育用のマニュアル
この3つは、店舗来店型の商売をしている会社さんなら特にお役に立つのではないかと思います。
では、どんな感じのものか順番に解説していきます。
その1、予約システムの導入
店舗を構えて営業しているところでは、特にこういったシステムがあると業務改善にも繋げることが可能です。
電話での予約は、電話受付対応にスタッフが1人取られたり、店舗に飛び込みで来店してきたお客さんでは、来るもの拒まずに受け入れて仕事をするので、忙しい時にはとにかく忙しくて残業も遅くまで行う必要が出てきたり。。。しかし、一方でパタリとお客さんが来ないときも出てくる。
こんな状態でありがちなのが、
忙しい時にはバタバタと遅くまで仕事をしてスタッフに過酷な労働をさせてしまい、スタッフが愚痴を言いだしたり。。。
暇なときにはスタッフが遊んでしまい経営者としてはイラっとしている。。。
こういった悪循環を防ぐためにも仕事の波をフラットにする必要があると思います。
予約システムがあることによって、ネットでの予約受付が可能なので、飛び込み新規などの多くはスマホなどを活用して検索をしている人が7割になりますので、ホームページでの予約システムにて空いている所へと誘導が可能になります。
常連のお客さんにも、「当店ではスマホからワンクリックで予約受付が可能なので●●●さんのお席を確保しておきますよ!」という感じで案内もしておけば、予約システムがお店のスケジュール予定にもなってくるので人員の出勤調整やキャンペーンなどを出すタイミングなども、先を見越して先手を打った経営が可能となってきます。
その2、多国語システムの導入
最近の日本では訪日外国人も多くなってきており、私の住む田舎の茨城県でもよく見かけます。
店舗での商売をしているなら、この先は日本人だけのターゲットではなく外国人にもターゲットを広げた方が商売として売上アップが期待できます。
とはいえ、店舗に来られて英語で質問されても「???」ってなりますよね。
スマホで通訳をしながら店舗を紹介するのもありですが、もしも自社のホームページが多国語の機能が備わっていたら?
そのままスマホやタブレットで外国人の方で理解することが可能です。
どんな商品を扱っていて
どんな場所に店舗があるのか
店舗の情報を詳しく解説しているホームページを読んでもらえれば、一通りのことは理解できると思います。
わざわざ自分が英語を習うよりも、ホームページでそういった多国語のシステムを導入した方が遥かに効率的ですよね。
その3、社内教育用のマニュアル
ビジネスにおいて、スタッフの教育は欠かせませんし、スタッフの成長が会社の財産となってくれます。
そんな社員教育を熱心に1人1人に教えていくのも良いですが、1度教えたことを、また別の社員に繰り返し教えて、新入社員が入ってきたらまた繰り返し教えていく。
社員が入社してくれるのは、ありがたいことですが、その分の教育に1人のスタッフが取られてしまうので、かえって業務が忙しくなるケースも多いと思います。
そういった教育を、いつでも確認ができるマニュアルにしておけば、業務で分からない事が発生した場合でもマニュアルを確認して自己解決できるようにしておけば社員教育の時価をを最小限に抑えることが可能かと思います。
実際に業務改善に繋がった飲食店のホームページ
ホームページを利用して3つの業務改善をご紹介しましたが、実際にはどんな利用方法があるのかを私のクライアントさんの例でご紹介していきます。
とある飲食店さんなのですが、そこは地域住民の利用はもちろんですが外国人観光客の利用もターゲットとしておりましたので多国語システムをホームページに導入しました。
多国語の種類は全部で7か国語が表示できるようにして、料理のメニュー、食の安全、支払方法、店舗の所在地、などを各語源で確認が出来るようにして、予約も電話での予約になってしまうとお客さん側も店舗側も混乱してしまう可能性もあるので、予約システムも追加導入をして気軽に来店予約が出来る仕組みを構築しました。
これによって、外国人観光客が日本の食事を楽しみたいとネットで検索をしたときに、店舗ホームページが、その外国人観光客のニーズを満たしてくれるように多国語表示にて、しっかりとお店のアピールをすることが可能となりました。
店舗でのメニューはもちろん多国語を用意しているので、注文のやり取りも問題なく、決済システムもエアペイなどを利用しているのでキャッシュレス決済にすることで、入口から出口までをストレスなく日本人のお客さんと同じように、ご利用してもらうことが可能になり商売繁盛です♪ オーナーさんと第2店舗目を今年中に計画中です。
外国人観光客の目的の1つとして「日本の食事を楽しみたい!」
こう思っている外国人観光客はとても多いので、そういったニーズを見逃してしまうのは勿体ないですよね。
ホームページをちょっと変えるだけで、自社の業務改善にも繋げることが可能ですので「集客」だけの使い道では勿体ないですよ。
使い方次第で会社の運営も楽にすることが可能
ホームページでの目的は会社さんによって様々ですが、活用方法はまだまだ広げることが可能だと思います。
ほとんどの会社さんでは、「集客」だけのツールとして利用されがちですので、ガチガチに集客をしたホームページでは訪問者に営業っぽいところが伝わってしまいます。
これでは一方的な「会社」だけを優先したホームページになってしまいますので「お客さん」と「社員」も活用できるホームページが好ましいと思います。
「お客さん」「会社」「社員」この3つが良いと思ってもらえるようなホームページにすれば会社の運営をもっと楽にすることが可能です。
お客さんにも分かりやすく、社員にの役に立ち、会社の業務がスムーズに運営できる。
こんなホームページにすることが出来たら、会社の財産として価値あるホームページ運用が可能ですよ。
今回紹介した3つは、ほんの一例ですが、この他にもまだまだ使える方法はあると思いますので、また別の利用方法が見つかりましたらご報告します。
それではまた!