共感を得られるとホームページでは商品やサービスが売れやすくなる

みなさんこんにちは。

合同会社リードの金子です。

今の時代、何かとネットを利用して、商品を購入したり、知りたいことをスマホで調べたりしてネットでの需要は年々増加傾向ですが、自社のホームページを上手に活用できていますでしょうか。

自社のホームページはあるけどいまいち売上に繋がっていない。。。

そんな場合には、いくつか見直すポイントもありますが、今回はホームページで売るために必要な「共感」というポイントをご紹介します。

この「共感」を得られると、ホームページで商品やサービスを売れやすくすることが可能ですよ。

目次

なぜホームページに共感が必要なのか

そもそも共感ってなんだよ。。。

ホームページでそんなこと必要なの???

なんて思うかもしれませんが、何かしらの商品やサービスを宣伝したいなら有効な手段となるはずです。

ネットで検索をすれば、ありとあらゆる商品が山のように出てくるので、その中から自社の商品やサービスを選んでもらうためには

「あっ!これこれ!」

「こういのが欲しかったんだよ!」

こんな感じになってもらえれば、ホームページで売れる確率はグッと上がりますよね。

何処かの商品やサービスと比較をして

「スペック」「価格」「保証」などなどを細かく比較されてしまう商品やサービスでは、かなり厳しい状態になっているのではないでしょうか。

単なる「モノ」を宣伝していても、モノであふれている、この時代では必ず他社との商品やサービスの比較対象にされてしまいます。

だからこそ、「モノ」ではなく「共感」を得ることで、他社比較対象から外れることが可能なんです。

例えば

単なる「水のペットボトル」の商品があったとして

A店では100円で販売されており

B店では98円で販売されていました

A店もB店も、距離はさほど変わらずで、店舗の作りもほぼ一緒なので、違いがあるとしたら「価格差の2円です」

この場合だと、ほとんどの人がB店の2円安い方を選ぶと思います。

しかし、ここの「共感」を加えてみると

A店では100円で販売している「水のペットボトル」がありますが、ここの店主は、最近までぎっくり腰で入院をしていてやっと営業を再開したばかりで、まだ足元がふらついてはいるが一生懸命に品出しをしてお店を切り盛りしている。

B店では98円で販売

もしも、あなたが、過去にぎっくり腰で辛い思いをされていたりなどしていたら、A店の方が共感を得られやすいと思います、

そして、その店主に共感を感じたら、少しぐらい高くてもA店の方で購入すると思います。

「自分もぎっくり腰の時は痛くてホントに辛かったけど、あの店主、ホントに頑張ってるよな~」

「どうせ同じ商品なら、あの店主のところで買うか」

共感を得ることが出来れば、こうなってくれる人は多くなるはずです。

もちろん、ホームページでぎっくり腰の話をすればOK!!なんてことを言っているのではないですよ(笑)

あくまでも例えですが、こういった感じの共感を得る事がホームページで商品やサービスを売るには欠かせない要素です。

では、具体的に共感をホームページで得るにはどうすれば効果的なのか。

それは超細分化したペルソナです。

ホームページで共感を得るには超細分化したペルソナがおすすめ

ペルソナって???何???

と思う方もいるかもしれませんが、簡単にいうと

商品やサービスのターゲットとなる顧客像のことです。

どの商品やサービスでも、ターゲットが決まっていると思います。

赤ちゃんからお年寄りまで、使える商品やサービスってあまり扱っていませんよね。

さらには、男性なのか女性なのか

地域は?

などのターゲットとなる顧客像です。

このペルソナを超細分化するのがホームページで共感を得られるようにするおすすめな方法です。

何故かというと、ホームページでは自社の商品やサービスを沢山アピールしても伝わらないことがほとんどですが、このペルソナを細分化することで、共感を得られやすくなり自社の商品やサービスに興味関心を持ってもらえるようにすることが可能です。

では具体的にどのようなペルソナ設定をしていくかというと、こちらの例

(例)
【ターゲット】
30代〜40代、男性、サラリーマン、釣り好き
【ペルソナ】
茨城太郎
40歳
男性
サラリーマン
茨城県に住む
妻、長男(10歳)、次男(4歳)の4人家族
休日は、釣り、ラーメン屋歩き、居酒屋めぐりが趣味
ツイッターなどで好きな居酒屋と釣り系の情報をつぶやいている

このように自社のターゲットとなるペルソナ設定をしていくと、かなりリアルな情報を届けることが可能となります。

30代の妻子持ち男性サラリーマンで釣り好きなら、休日の趣味でもある釣りや居酒屋は日ごろから楽しみにしているイベントになっているはずです。

釣り好きが興味がありそうな、便利グッズなどをさらりと紹介して、自社の商品やサービスを織り交ぜて案内したり

居酒屋を10倍楽しくさせる、お酒の飲み方などの豆知識なども混ぜて、自社の商品やサービスを案内したり

かなり特定された情報発信が可能となってくるはずです。

こういった具体的な情報発信をすると、読者はまるで「自分のことみたい」と思ってもらえることが可能となり共感を得られやすくすることが出来ます。

しかし、ここで、こうも思うかもしれません。

「そんなにターゲットを絞ったら、他のお客さんに逃げられちゃうよ。。。」

こんなふうに思ってしまうかもしれませんが、これは全くの逆で、むしろ「30代〜40代、男性、サラリーマン、釣り好き」以外の人でも共感を得られやすくなります。

「この話、まるで自分の夫のこと言っているみたい」

「自分の兄みたいだな~」

ターゲットを絞り込んだ情報は、受け取る側がターゲットとかけ離れた人でも、自分の知っている人に例えて受け取ってくれるようになります。

毒舌漫談家でも有名な「綾小路きみまろ」さんは、このペルソナ設定がかなり細分化されているトークで、多くの方に支持されていると思います。

もちろんターゲット層である、50代~60代前後のおばさまたちは、もちろんですが、男性にも人気が高く、私もたまにユーチューブで見るぐらいすごく好きです(笑)

トーク内容は、50代~60代のおばさまに向けた内容ですが、年齢も違うし性別も違う私みたいな男性にも共感が得られやすく

「まるで、うちの母みたいだな~」など、勝手に想像してしまいます(笑)

このように、ペルソナ設定を細分化しても、決してターゲット層以外が獲得できないという障害にはならずに、むしろペルソナ設定を細分化した方が、より共感を得ることが可能です。

共感を得ることが出来る商品やサービス販売と、単なる「スペック」や「価格」だけを追及した商品やサービス販売。

何処でも買える商品やサービスではなく、あなただから共感できる商品やサービスを提供することで、今以上の付加価値を付けることが可能なので

ペルソナ設定を細分化することをおすすめします。

まとめ

モノがありふれている世の中だからこそ、どこで購入するのか、よりも誰から購入するのかが必要な時代だと思います。

単なる水のペットボトル1つにしても、販売している、その人に共感を感じた商品は、同じ商品でも魅力的に見えますし、何かしらの見えないパワーみたいなものまで感じられます。

「あっ!この人から購入したい!」

「この人が販売している商品が欲しい!」

こんなふうに言ってもらえたら、もうライバル他社などを寄せ付けない、あなたにしか提供できないオリジナル商品となり他社との比較から抜け出すことが可能です。

まずは自社の商品やサービスのターゲットは誰なのか?

年齢は?

性別は?

趣味は?

お住まいは?

家族構成は?

こういったところを、細かくペルソナ設定をして

自社のホームページで情報発信をすると、強烈なファンを増やしてくれますよ。

ホームページでいまいち効果が感じられない方は、一度このペルソナ設定を見直してみることをおすすめします。

それではまた!