みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
これから個人事業主さんとして開業する前に、やることとしておすすめな、たった1つのことをご紹介したいと思います。
開業前のやることで、基本的なこと
●事業資金の準備
●個人事業の屋号を決める
●白色申告か青色申告を選択する
●税務署へ開業届などを提出する
●事業計画書を作成
これらは、おそらく他のサイトで解説されているので、もうそんな基本的なこと分かっているよ!!
そう思っていらっしゃる方に、今回は他では紹介されない開業する前にやっておいた方がいい事をご紹介したいと思います。
目次
個人事業主さんが開業前にやることは○○作り
個人事業主さんが開業前にやることとは、ズバリ
「ホームページ」作りです!
「えっ!?」
「なんで!?」
そう思いました?
決して私がホームページ制作会社だから、マウントをとっておすすめしているわけではありません(笑)
このホームページをおすすめしているのは、もちろん私もおすすめはしていますが、ある有名なコンサルタントの方も開業前のホームページ作りをおすすめしております。
とはいえ・・・
ホームページなんて、開業した後からでも、いつでも作れるでしょ・・・
ほとんどの人がそう思っちゃいますよね。
確かにホームページなんていつでも作れます。
いつでも作れるものだからこそ
誰もが当たり前に公開されている、事業の資金準備、事業の申請、名刺作り、印鑑の作成、などなど、一般的に公開されている情報先に済ませていくと思います。
ただでさえやることが多いのにホームページなんてわざわざ最初にやらなくていいのではないか?
そう思ってしまいますが、ホームページを最初に作っておくことで、この先に役立つ3つの助けになってくれます。
ホームページを最初に作っておけば、3つのことに役立ちます。
そして最初にホームページを作ることによって、あなたの事業ビジョンが明確になっていく効果も期待できるのです。
ホームページを作っておくと必ず役立つ3つの理由
ホームページを最初に作っておいた方が良い理由として3つあります。
1.会社のパンフレット変わりになる
2.銀行の審査に使える
3.事業計画の作成・改善に役立つ
では順番に解説していきます。
1.会社のパンフレット変わりになる
ホームページを最初に作っておくことで、会社のパンフレット変わりにすることが可能です。
開業後には、営業先で自分の事業内容やお客さんにとってどんなメリットが得られるのか?
そういった会社案内をして、お客さんから受注を得ていくと思います。
そんなときに、会社のパンフレットの変りとしてホームページで説明することが可能です。
もちろん最初からパンフレットなどを作成して用意しておくのも良いのですが、
最初からパンフレットを作成してしまうと、営業先で「こんなサービスはしていないの?」「このサービスはいらないな~」なんていうお客さんからのフィードバックを必ず受けると思います。
特に開業した直後は、事業内容も定まっていない事が多く、実際のお客さんからのフィードバックをもらって軌道修正をしていくことの方が多いでしょう。
そうなったときに、最初からパンフレットを何百枚も印刷をかけてしまうと、無駄になってしまうか
もったないと思って、需要がないサービスをパンフレットに載せたまま案内する・・・
なんていう、デメリットが発生しやすくなります。
ホームページであれば、文字の追加や訂正などは業者に依頼をしても数千円で収まるので、軌道修正もしやすく印刷コストもかからないので、気軽に自社のサービス内容を改善していくことが可能です。
2.銀行の審査に使える
個人事業主さんが開業前として銀行口座を開設したり、事業資金として融資を依頼する場合も出てくると思います。
手軽に口座開設できるネットバンクなどでは、ホームページのURLを記載するか、会社のパンフレットの提出を求められることが多いです。
つまり、会社のホームページかパンフレットが無いと銀行口座すら開設できない・・・なんていう事も起きてしまします。
そして、事業資金の融資の際にもホームページの確認がされる事が多いです。
全ての銀行での確認なのかは、分かりませんが、融資の審査としてホームページの確認をされた企業さんは私が知っている中でも沢山います。
私も職業柄、ホームページ制作なので、銀行員さんからは「ホームページは銀行審査でも必要になるから需要がありますよね!」なんていうのを、ある銀行員さんから言われたこともあります。
そのぐらい、銀行の融資では当たり前のようにホームページの確認が行われているみたいです。
なので、銀行口座の開設と事業資金の調達での融資にも、ホームページは役に立ってくれますよ。
3.事業計画の作成・改善に役立つ
ホームページを作るうえで、自然と自社のサービス内容を煮詰めていくことになります。
どんな特徴があるのか?
どんなサービス内容を提供するのか?
どんなお客さんをターゲットにしていくのか?
ライバル他社との違いは?
自社の強みは?
などなどを、ホームページ制作会社と一緒になって制作をすすめていくことになるので、自然と自社のサービス内容を洗い出して、カタチにしてくれます。
ホームページ制作会社では、事業内容をさらりと話しただけでも、キャッチコピーや事業内容の表現の仕方などを考案してくれる制作会社もいるので、手軽に自分のサービス内容が出来上がります。
ホームページを公開する前には仮デザインという段階にて、おおまかなサイトの構成やキャッチコピーなどを確認できますので、全体的な事業内容を自分で確認すると
「あれっ、ここはもっとこうした方がいいかな?」
「このサービス内容はこっちと一緒にした方がいいな」
「ここはもっと詳しく解説してお客さんに伝わりやすくしよう!」
なんていう所の、見直しが出来るのでホームページを作りながら自分の事業内容を見直していくことが可能です。
まずは名刺代わりになるHPを制作するぐらいで問題ない
では、ここまでで何となくホームページはあった方がいいのかな~ぐらいは感じてもらえたかと思います。
実際に私のところへ個人事業主さんが開業前からホームページ制作の依頼がくるケースも非常に多いです。
「名刺代わりになる感じのホームページ制作っていくらぐらいかかりますか?」
とか
「銀行からホームページが必要って言われて・・・」
など
とりあえず、カタチとしてのホームページというのは最近は特にこういった依頼が多いかなと思います。
一昔前はホームページと聞くと、何百万円も出してガチガチに作りこんだホームページなどがありましたが、今は手軽にホームページが作れる時代です。
格安なホームページであれば10万前後で制作できるので、手軽に作れる時代です。
しかし、あまり料金にこだわりすぎて、あとあと後悔しないようにもした方がいいです。
制作会社の中には、制作後のアフターフォローが最悪で、もう修正すら請け負ってくれない!とか
制作中に訂正依頼をしたら、別料金を請求された!!
なんていうのも実際によく耳にしますので、格安制作会社に依頼をする際には十分に話を伺った方がいいですね。
そして、それよりも失敗してしまうパターンが
名刺代わりの簡単なホームページならもっと手軽にできるホームページでいいのでは?
といって、すべて無料で作れる、WIXやJimdoやアメブロなどは控えておいた方がいいですよ。
これらを無料で作るとなると、まずホームページのURLには必ずその運営会社のネームが入るようになります。
https://www.jimdo.com/○○○○jp/
https://ameblo.jp/○○○/
https://ja.wix.com/○○○/
○○○の部分は自分の好きに決めることが可能ですが、その前の文字にはしっかりと運営会社のネームが刻まれています。
こんなものが記載されている名刺をもらった相手は「へっ!?」って鼻水たらしちゃいますよ(笑)
というように、事業で活用するなら無料ホームページはNGですが、名刺代わりの簡単なホームページでもOKと考える人であれば、それほど高額な料金にはならずにできるので一度検討してみても良いと思います。
あなたの想いが詰まったHPが事業の役に立つ
個人事業主だからホームページなんて考えてもいなかった。という人もいるかもしれませんが、私は個人事業主さんだからこそホームページを作る必要があると思っております。
いまやネットを活用すれば個人が大企業にも勝てるぐらいの集客をネットで集めることは可能です。
モノであふれている時代だからこそ「誰から買うのか」が重要視されていると思います。
単なるモノ売りを続けていくと、薄利多売に飲み込まれてあっという間に赤字体質が出来上がってしまいます。
私のように小さな会社が生き残っていくには、お客さんから「この人だったら購入してもいいかな」「この人から購入したい。」
そう思ってもらえるように、日々の情報発信が必要だと思っております。
個人事業主だから、そんなホームページを作るほどでもないよ・・・
なんて思っていると、あっという間に同業他社の中に埋もれていくことになります。
同業他社から1つ頭を出していくには「あなたの想い」を発信する必要があると思います。
そんな想いをホームページで情報発信をしていけば、いずれ資産と言えるものが構築できますのでおすすめですよ。
それではまた!