みなさんこんにちは。
合同会社リードの金子です。
今回はホームページを古いままにしておくと「危険」です!というのを解説していきたいと思います。
そんなオーバーな!!
ホームページを放置したぐらいで、危険なことなんて無いでしょう!?
「更新なんて面倒だ!!」
「スマホ対応!?・・・知らんっ!!」
「SSL対応!?・・・知らんっ!!」
このような感じでホームページを古いままにしていませんか。
スマホ対応・・・定期的な更新・・・SSL対応・・・・なんとなく知っている。
けれども、何も手を打たない。
ホームページを古いまましたくらいで、特に何も起こらないでしょう。
そう思っていると、いつの間にか、かなりのリスクを背負っていることにもなりかねませんよ。
今回は、そんなホームページを古いままにしておくと、どんなリスクが起こるのか!?
それを、実際にあった、とんでもない出来事も一緒にご紹介していこうと思います。
目次
ホームページを古いままにしておくだけで3つのリスクが膨らむ
ホームページを古いままにしておくことで、実際に起こる3つのリスクがあります。
1.会社の信用が低下する
2.新規顧客の妨げになる
3.検索順位が低くなる
では、何故このようなリスクが起こるのかを、順番に解説していきます。
1.会社の信用が低下する
ホームページを古いままにしておくことで、会社の信用は低下するのは間違いありません。
何故かというと単純に「情報が古い」からです。
最終更新日の記事が2年前の記事でしたら、ほとんどの人はその記事を見ても信用しませんし、ホームページ自体も更新されていない(新鮮な情報ではない)ホームページは閲覧者からしてみたら評価が低くなります。
例えば
興味がある、商品やサービスをネットで探して、情報収取をしたとしたら
あなたでしたら、どんな情報を信頼しますか?
つい最近、その商品やサービスについて発信した情報と
2年前に、発信した情報
どちらを信頼しますか?
私はAmazonなどのレビューも商品購入の判断基準にしていますが、ここで古いレビューのままになっている商品は購入する意欲が半減し、別の類似商品を探します。
ほとんどの人が、参考にする際には、その情報の「鮮度」を優先する傾向にあると思います。
2.新規顧客の妨げになる
2番目としては「新規顧客の妨げになる」というリスクです。
いまや何かしらを調べるときには、60%以上の人がネット検索で情報収取している時代です。(※2015年アドビシステムズ株式会社調べ)
さらに、この60%という数字は2015年時点での数字ですので、2020年ではより多くなっているのは間違いありません。
そして、この先も加速していくことでしょう。
いやいや、そんなこと言ったって、利用しているのは若い世代だけでしょ。
なんて言っていると、時代に取り残されてしまいますよ(笑)
以前に私が営業先の社長さんから聞いた話ですが、そこは自動車鈑金屋さんでして、積極的にホームページで集客もしている会社さんでした。
・リスティング
・自社ブログ
本業は「車検」「販売」「鈑金」「レッカー」「買取」なども手広く行っており、本業と掛け持ちでコツコツとホームページを定期的に自分で更新しているという超行動力にあふれた社長さん。
とても忙しいのに、しっかりとホームページ運営をこなしている、とても珍しいマメな社長さんだったので、何故そこまで自分でできるのか?という理由を聞きいたところ
その理由が
「以前に80代のおばちゃんがスマホを片手に尋ねてきたことがあったんだよ」
「バンパーを直してくれって!」
この時から、この社長さんは、もうこういう時代なんだ!!
そんな実体験があってから、ホームページをコツコツと更新しているらしいのです。
80代のおばちゃんがスマホを見て来店・・・
今はまだ、想像がつかないと思いますが、この光景が当たり前になってくる時代はもうすぐそこまで来ています。
3.検索順位が低くなる
ネット上での検索順位というのは、利益に直結するほど見逃せないポイントです。
この順位が高ければ高いほど、ホームページを見てくれるお客さんが増えることになるので、お客さんが沢山出入りするお店が繁盛しているのと同じでアクセスが多いホームページでは商品やサービスが売れていきます。
こちらはグーグルが2017年に調査した検索順位別クリック率のデータです。
■2017年の検索順位別クリック率
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
検索順位でのクリック率は1位と2位だけでも「2倍」も違いがあります。
さらに4位以下になってくると、極端にクリックされる確率は減少して8位以下になってくると、たったの1%台にまでなってしまいます。
100人お客さんがいたら1人しかこない・・・
1位と10位では20倍の差です!
そして、SEO(検索順位)はホームページの情報の「鮮度」も評価の1つとしているので、古いホームページは自然と検索順位が低くなります。
実際にあったホームページを古いまま放置していたら別サイトに変貌
では、ここまでで、なんとなくホームページを古いままにしているとリスクが膨らんでくるというのは、ある程度分かってもらえたかなと思います。
しかし、実際にはもっと大変なことになってしまうケースもあります。
以前に私が遭遇したケースでは、ある会社さんのホームページのリニューアルを依頼されて、打ち合わせに行ったのですが
社長さんが「うちのホームページはもう何年も前に作ったきりなんだよね~」「画像なんかも古いから、新しく変えたいんだよ」という感じでお話をされており、
では、一度ホームページを一緒に確認しましょうかという流れになって、名刺に記載してあるURLを私のノートパソコンに入力して調べてみると・・・
薄毛治療のホームページ・・・が表示・・・
私の入力ミスかと思い、名刺のURLを1文字づつ確認しましたが・・・間違いない。
「えっ」っとなって社長さんと思わず顔を見合わせてしまいましたが、社長さんが笑いはじめたので、私もついつい一緒になって笑ってしまいました。(スミマセン社長)
しかし、さすがにこれは酷い。
以前に依頼したホームページ制作会社に急いで問合せをしたところ、「契約期間が切れたためホームページのドメインごと消滅している」との回答。
いやいや、契約期間が切れたとはいえ、ホームページのオーナーである社長さんには一切なんの連絡もない!
そして勝手に別会社にドメインがわたってしまい、全くの別の薄毛治療のホームページになっている。
さすがにこれは酷い対応ですね。
会社の名刺や会社のフェイスブックにまでURLが記載されているので、そこからアクセスしたお客さんもいるはずです。
そしてアクセスした先が全く別の薄毛治療のホームページなんて表示されたら、会社の信用なんてガタ落ちどころではありませんよね。
残念ながら、こういったホームページ制作会社は私が知っているだけでも結構な数で存在しており、会社自体が潰れてしまい、もうどうにもならない・・・なんていう企業さんや
ホームページ制作後に修正依頼をしたら、断られて修正してくれない・・・とか
音信不通になったとか・・・
そういったホームページ制作会社の話は、いくつも聞いたことがあります。
ホームページを定期的に更新をするというのは、その運営している会社をチェックすることにも繋がりますので、自社のホームページでは定期的な更新は欠かせません。
ホームページは必ず定期的な更新をすれば有効な営業ツールに生まれ変わる
ホームページは使い方によって、有効な営業ツールにもなれば、会社の信頼を低下させてしまうリスクを増大させるツールにもなってしまいます。
定期的な更新さえしていれば、最悪なケースは防げますし、ホームページの活性化にも繋がりますのでリターンを得られる有効なツールです。
「古いままでも問題ないだろ~」な~んて軽く考えていると、いつの間にか別のホームページに変貌しているかもしれませんよ。
実際の店舗は、綺麗に掃除をしたり、古くなった張り紙なんかを張り替えたり、電球が切れたら交換したり、何かと手間をかけていると思います。
しかし、こういった手間をかけて店舗を綺麗に維持していくことは、ネット上でも同じです。
古くなったデザインや画像は差し替えたり、古くなった情報を新たに更新したり、こういった更新作業は実際の店舗とやっていることは何ら変わりはありません。
是非ともホームページを定期的に更新を行い、有効な営業ツールとして24時間365日休まず働いてくれる優秀な営業マンとして活躍してもらいましょう!
それではまた!