「ホームページのアクセスは少なくないのに売上や集客に結び付いていない」「検索結果で上位表示されているのに問い合わせ件数が増えない」といった悩みをお持ちではないでしょうか?
このような悩みをお持ちの場合、ホームページの内容や公開方法などを改善することで問題を解決できる可能性があります。今回の記事では、ユーザーがつい見たくなるホームページの5つのポイントを紹介します。
ホームページからの売上アップ、集客アップにぜひ参考にしてください!
目次
つい見たくなるホームページには欠かせない5つのポイント
ポイント①面白いコンテンツ
一つ目のポイントは、ホームページの内容の核であるコンテンツに関する部分です。これは、ホームページに限ったことではないので分かりやすいことだと思いますが、そもそも記載されている情報が面白くなければ多くの人に読んでもらうことは難しいということです。
ここでは、面白いコンテンツの公開方法としてブログ記事と動画の埋め込みについて紹介します。
ブログ記事
ブログ記事は、企業のサービス内容や商品の特徴を表す際に非常に適しています。専門企業ならではのメッセージを読者目線で提供することで、自社商品の強みをさりげなくアピールすることができるほか、自社サービスを使った悩みの解決法を提示することにより、従来はアプローチできなかった潜在顧客へのアプローチまで可能になります。
ブログ記事が「面白い」と評価されるためには、以下の4つのポイントがあります。
専門性
インターネットに情報があふれている現代だからこそ、専門性の高いコンテンツが評価されます。専門業者ならではの知識や部外者がなかなか知ることのできないレアな情報を提供しましょう。
独自性
コピペは論外ですが、他サイトの語順を入れ替えただけの記事などは、読者から「ありきたりな情報」として敬遠されるだけではなく、Googleなどの検索エンジンからも「独自性が低いサイト」として低い評価を受けてしまいSEOに不利に働きます。最悪のケースでは、著作権などに抵触するケースもあるので、企業モラルの観点からもSEO対策の観点からも独自性は非常に重要です。
網羅性
情報を掲載する場合には、網羅性も重要です。「〇〇について知りたい時はこのホームページを見れば全てわかる」という状態を目指してコンテンツを作成しましょう。情報が網羅された居ない場合、閲覧者は他サイトに離脱してしまうので、みすみす見込み顧客をライバル企業に渡してしまうようなものです。
キャッチーなタイトル
ユーザーがインターネットの検索結果の画面でクリックするかしないかを決定する重要なポイントは、サイトや記事のタイトルです。興味を持ってアクセスしてもらえるように、まずは読者を惹きつけるキャッチーなタイトルを考えましょう。
動画コンテンツの埋め込み
ユーチューバーの盛り上がりを見ても分かる通り、近年は動画コンテンツの視聴が当たり前になっています。音声付きで伝えたり動きを示したりした方が分かりやすい情報は、動画を作成してホームページ内に埋め込むと効果的です。
ポイント②適切な更新頻度
ホームページの更新回数に比例して読者が増えるという者でもありませんが、更新しないことがマイナスに働く可能性は大いにあります。
長く更新されないホームページは、活気がないだけではなく情報がどんどん時代遅れになってしまいます。例えば「最新商品」として10年も前に発売された商品が紹介されているようなホームページでは、どんなに正しいことが書かれていても読者からは「このホームページに書かれていることは古い情報だ」と判断されていまい、信用を得ることができません。
やみくもに更新すればよいというわけではありませんが、商品やサービスの情報を常に最新にしておくこと、社会の変化があった場合にはすぐに対応すること(増税や補助金・助成金の情報、法律の変更など)は必須です。
ポイント③キャンペーンを実施している
初めて訪問するホームページでもキャンペーンが展開されているととても活気があるホームページのように見えます。そして、キャンペーンが気になって、ついついホームページを訪問する、キャンペーンを利用するついでにホームページを閲覧するといった効果が生まれることがあります。
キャンペーンには、いくつかの展開方法があります。
SNSと連動したキャンペーン
ホームページで近年主流となっているのは、SNSと連動したキャンペーンです。TwitterでのリツイートやFacebookでの「いいね」などをキャンペーンの参加条件とすることで、固定の読者を増やす効果も期待できます。
実店舗と連動したキャンペーン
実店舗への来客を促すキャンペーンとして、例えば、店舗内のQRコードにスマホをかざせばポイントが付与されるキャンペーンなどがあります。
天候やニュースなどと連動したキャンペーン
雨の日割引キャンペーンやプロ野球チームの勝利セールなど、天候やニュースなどと連動して割引を実施する方法もよく用いられています。
ポイント④ホームページのデザイン
ホームページが「面白い」と思われるか否かは、読者がホームページにアクセスした際の印象も大きな要因となります。
適度な写真やイラスト
文字ばかりのホームページは、そもそも「見よう」という気を起こさせません。写真やイラストを適度に用いて、読者の負担を軽減しましょう。写真は、オリジナル物でもイメージに合ったフリー素材でもどちらでも問題ありません。
自社のコンセプトに合ったデザイン
ポップな雰囲気であれば「楽しそう」、落ち着いた雰囲気であれば「真面目・信頼できる」といった風に、デザインによって読者に与える印象が大きく異なります。企業カラー、コンセプトに合ったデザインのホームページデザインにしましょう。
スタイリッシュなトップページ
洗練されたトップページは、一瞬で閲覧者に「面白そう」という期待を抱かせることができます。例えばJavaScriptを埋め込んでユニークな動きをするトップページにするなどの手法があります。
ポイント⑤ユーザーにストレスを与えないこと
今回紹介する5つ目のポイントは、ユーザーにストレスを与えないことです。どんなに面白くてためになるホームページでも、ストレスを感じてイライラさせられるホームページにはユーザーが集まらないためです。
ページの表示速度
ページの表示速度とは、クリックをしてからページが表示されるまでの時間のことです。検索結果画面からのページ表示速度が3秒かかった場合には、過半数の52%ものユーザーがサイトを閲覧せずに離脱してしまったという調査もあります。
目に優しい配色
インパクトの強い色を多用すると、ホームページを閲覧した際に目がチカチカして疲れやすいホームページになってしまうことがあります。ホームページデザインにもかかわる部分ですが、読者の負担にならない配色にしましょう。
スマホ対応
現在、インターネットユーザーの過半数はスマホユーザーです。従って、スマホで自社のホームページにアクセスした場合に、問題なく表示されているか否かは非常に重要です。スマホ対応は、SEO対策実施の上でも非常に重要です(=モバイルファーストインデックス。検索結果の順位の決定づけの際に、パソコン用サイトではなくスマホ用サイトの評価が優先される仕組み)。
クリック、タップのしやすさ
比較的よくあるエラーが、クリックやタップがしづらいホームページです。ボタンの位置が分かりづらかったり、ボタンとボタンの感覚が近すぎたりするケースです。特にスマホサイトでは、ボタンの位置が近いと見やすさが大いに損なわれてしまいます。
適切なインデックス
ホームページのメニューや商品などが、分かりやすくインデックスされていることも重要なポイントです。大カテゴリ⇒中カテゴリ⇒小カテゴリ、と適切な改装に分けることで、ユーザーは目的のページにたどり着きやすく、目的のページまで最短距離で到着することができます。ブログの場合には、記事のジャンルによってカテゴリを分類するなどの方法をとります。
誤字・脱字や文字化けをしない
誤字・脱字や文字化けは読者のストレスになるだけではなく、ホームページの信頼性を損なってしまうリスクもあります。ホームページを公開したら、パソコンやスマホで実際にチェックをしてエラーが生じていないか否かを確認しましょう。
まとめ
ホームページを公開するからには、一人でも多くのユーザーに閲覧してもらいたいものです。いくつかのコツやポイントを踏まえれば、ユーザーの離脱を防いで興味を持って読んでもらうことができます。
今回紹介した5つのポイントは、一つひとつはそれほど派手なインパクトのある対策ではありませんが、それぞれを継続して続けることで効果が期待できるものです・
自社商品やサービスの魅力を余すところなく伝えるために、今回の5つのポイントを活かしたホームページを作成してください。