昔作ったホームページを放置せずに復活させる方法とは

皆さんこんにちは。

お問合せを頂く会社さんで、昔作ったホームページをそのまま放置してしまっている企業さんも割と多く出会います。こうした古いホームページは、閲覧者が必要な情報を得られなかったり、検索しても上位に表示されなかったりするなど、企業側にとっても顧客側にとってもデメリットが多くなりホームページそのものがマイナスイメージをまき散らしている場合も存在します。

そのまま古いホームページを放置しておくのはもったいないので、ホームページがメリットや利益を生み出せるようにリニューアルなどを考えるようにしましょう。

今回は、昔作ったホームページを新しくするメリットやリニューアルの方法について解説します

目次

昔作ったホームページを放置せずに復活させる方法とは

昔作ったホームページを放置しておく際には、デメリットが数多くあります。まずは、ホームページを放置しておくことのデメリットについて紹介します。

検索順位が低くなってしまう

見込み顧客に閲覧してもらうためには、検索エンジンで検索した際に上位に表示されるか否かが重要です(=SEO対策)。特に、サービス名称や地域名、自社サービスに関連する顧客のニーズに関連するワードで上位表示されることが、インターネットでの集客につながります。

SEO対策で上位表示を目指すためには、不定期に更新される検索エンジンのルールに細かく対応することが必要です。長期にわたってホームページを放置していると、検索エンジンが重視するホームページ作成のポイントから外れてしまうため、検索順位が下がりやすくなってしまいます。

デザインが崩れてしまうことがある

古いブラウザのバージョン向けに作られたホームページを、今のブラウザで閲覧するとホームページがうまく表示されずデザインが崩れてしまうことがあります。デザインが崩れたホームページは、閲覧者に内容が伝わらないだけではなく、悪い印象を与えてしまいます。

スマホで閲覧した時にページが見られない

現在、ホームページ閲覧者の半分以上は、スマートフォンからのアクセスです。古いホームページは、スマホで閲覧した際にページが正しく表示されなかったり、プログラムがうまく作動しなかったり、ボタン同士の距離が近すぎて捜査しづらかったりしてしまいます。

掲示板などに心無い書き込みが書かれていることも!

公開掲示板などを設置している場合に、マナー違反の心無い書き込みが書かれていることもあります。放置しているうちに、悪い内容の書き込みがそのまま放置されていると、他の閲覧者から「会社の管理が良くない」とマイナスの印象を持たれてしまうことがあります。

昔作ったホームページを新しくするメリット

続いて、昔作ったホームページを新しくするメリットについて紹介します。

SEO対策を強化して集客や問い合わせを増やすことができる

ホームページを新しくする最大のメリットは、SEO対策を強化して集客や問い合わせを増やすことができることです。つまり、ホームページのリニューアルが売上のアップにつながるということです。

SEO対策をおこなううえで重要なことは、検索エンジン(Googleなど)と検索ユーザー(見込み顧客など)の両方に高く評価されることです。検索エンジンは、「ユーザーファースト」の理念を掲げていているので、基本的には利用者にとって便利なホームページを作ることによりSEOに強いホームページになります。

ホームページリニューアルによるSEO対策のポイントとしては、以下のポイントがあります。

スマホ対応による検索順位の向上とスマホユーザーの利便性向上

検索エンジンはユーザー数の多いスマホユーザーの利便性を重視しているため、スマホに対応したホームページであることが検索順位に有利に働きます(=モバイルファーストインデックス)

最新かつ専門的な情報を網羅することによる検索エンジンからの評価アップ(→検索順位のアップ)

検索エンジンは、正確かつ専門的な情報を網羅したホームページを「検索ユーザーの役に立つ」として高く評価し、検索順位がアップします。

検索順位に関するマイナス要因の是正による検索順位のアップ

リンク切れや誤った情報の修正、現在の検索エンジンが評価していない記述方法の修正など検索ユーザーにとって手間や不利益が生じている場合には検索エンジンからのホームページの評価が下がってしまいます。

それらのマイナス要因を是正することにより、検索順位がアップしやすくなります。

閲覧者の動線に沿ったホームページ制作によるコンバージョンのアップ

ホームページを見てくれたユーザーがせっかく興味を持ってくれても、「お問い合わせボタン」がなかったり電話番号の記載が無かったりする場合には、店舗の来客や売上につながらない場合があります。必要なところに必要な情報やボタンを配置することにより、興味を持ってくれたユーザーを確実に問い合わせや購入(=コンバージョン)につながりやすくします。

デザインを今風にかっこよくできる

古いホームページを新しくすることで、デザインを今の流行に合ったものにすることができます。ホームページのデザインは10年以上前のものになるとかなり「古い」という印象を閲覧者に与えてしまい、企業の信頼性にも影響することもあります。

大手企業のようなプログラムなどを多用した凝ったデザインにする場合には多額の費用が掛かりますが、安価なホームページ制作業者でも流行のデザインに対応することは可能なので、自社に合ったデザインにホームページを制作できる業者を選びましょう。

ホームページをリニューアルする方法

昔作ったホームページをリニューアルする方法について紹介します。

部分的なリニューアルよりも抜本的なリニューアルがおすすめ

昔作ったホームページは、ホームページ記述言語のHTMLなどのバージョンがあっていない場合があります。こうしたホームページを部分的に修正するよりも、最新のバージョンで一から作り直した方が早く、安く、良いホームページをつくることができます。

従って、元々あるページをどうしても生かすというわけではなく状況に応じて臨機応変に新しいページを作成しましょう。

独自ドメインはそのままにすべき

現在のホームページで独自ドメインを取得している場合、独自ドメインはそのまま残すようにしましょう。独自ドメインとは、ホームページの「●●.jp」の「●●」の部分で、自社のホームページの住所にあたる部分です。

新たなドメインを取得して、古い方のページにアクセスがあった場合には自動的に新しいページに飛ばす設定も可能ですが、SEOの観点でいえば同じドメインを引き継いだ方がメリットが大きいとされているためです。

予算や要望にあったホームページ制作業者に依頼する

ホームページリニューアルの際には、おおよその予算を設定して、ニーズにあったホームページ業者を選定するようにしましょう。例えば、自社の雰囲気に合ったデザインに強い業者、SEO対策に強い業者など、重視する項目に強みを持つ業者に依頼するとリニューアルの満足度も高まるものと思います。

まとめ

昔作ったホームページは、集客につながらなくなってしまう、顧客からの信用・信頼が得られなくなってしまうという点で大きなデメリットが存在する状態になってしまうことがあります。

こうしたデメリットを解消する方法の一つはホームページをリニューアルすることです。SEO対策に強いこと、デザインが新しく会社のイメージに合ったものであること、必要な機能を備え使い勝手が良いことなどのポイントを押さえた集客や売上につながるホームページになるよう、業者の選定から進めていきましょう。